中山七里の新作『火と話す男』がAudibleで配信開始
作家・中山七里による初の「オーディオファースト作品」『火と話す男』が、Audibleにて2026年5月28日より配信をスタートしました。本作は、音声でしか体験できない特別な作品であり、書籍版は2026年11月25日にNHK出版からの発売が予定されています。本日より予約も受け付けています。
スリリングな心理戦を描くミステリー
『火と話す男』は、連続放火事件をテーマにしたミステリー小説です。作中では、火の専門家である火災原因調査員と、火を操る連続放火犯の緊迫した心理戦が展開されます。深い情念をもとに描かれるこの物語は、ただの犯罪ストーリーではなく、ヒューマンドラマを含んだ作品となっています。
あらすじ
物語は、とある住宅地で発生した畳店の全焼火災から始まります。火災原因調査員である不見神明良は、その鋭い洞察力から「火と話す男」と称されています。彼は火災の痕跡を読み取り、即座にそれが放火であると断定します。しかし、放火の手法は異様で、対象を畳店に限定して燃やすという不可解なものでした。現場には、不気味な真鍮製の日の丸プレートが残され、犯行の裏に潜む心理的なトラウマを感じさせます。
徐々に視点が火を操る放火犯へと移ると、彼の計画と犯行の動機が明らかになっていきます。不見神は、次なる放火が起こる前に、何とかその正体に迫ろうとします。この二人の間の緊迫した戦いは、怨恨や復讐、さらには和解を巡る深い人間の心理を描き出します。
オーディオの魅力
「オーディオファースト作品」とは、作家がAudibleのためだけに書き下ろした作品で、音声が最初の表現手段となります。これにより、リスナーは一層深い没入感を得ることができます。朗読を担当した声優・榎木淳弥さんと中山さんは、一緒にこの世界観を作り上げました。榎木さんは、彼らの信念のぶつかり合いを強く感じ、自らもその一部になったとコメントしています。
書籍版の情報
書籍版『火と話す男』は、264ページ、出版社はNHK出版、価格は1,925円(税込)です。予約はAmazonで行うことが可能です。素晴らしい朗読体験を提供するAudibleのオリジナル作品として、このミステリーは多くの読者やリスナーに感動を与えることでしょう。書籍版が手元に届く日が待ち遠しいです。
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中山七里氏について
中山七里は1961年生まれで岐阜県出身の作家であり、『さよならドビュッシー』では大賞を獲得。他にも多くの著作を持つ実力派の作家です。映像化作品も数多く、ミステリーの名手として知られています。
Audibleは、プロのナレーターや声優による高品質のオーディオコンテンツを提供しており、リスナーに新しい体験をもたらしています。180か国以上で利用されているAudibleのサービスは、今後も多くの注目を集めることでしょう。