ニコラが韓国進出
2025-09-22 15:34:33

新潮社とCCPが提携、韓国でティーン誌『ニコラ』を展開

新潮社とCCPが手を組み、韓国市場に進出



株式会社新潮社は、クリエイティブ・コンテンツ・プロモーション株式会社(CCP)との提携を発表し、日本発のティーン誌『ニコラ』と『ニコ☆プチ』の韓国でのライセンス展開を開始します。この動きは、日韓の若者文化のさらなる交流を促進する意味でも、非常に注目に値します。

CCPとは?



CCPは音楽、ファッション、スポーツなど多様なエンターテインメント分野で実績を持つ大石斗夢氏によって設立されました。大石氏は10代から音楽業界に携わり、さまざまなアーティストを支援し、ファッションやスポーツ分野に活動を広げました。その結果、2003年には英国の「Premier Model Management」と提携し、映画やCM、ファッションブランドのプロモーションを手掛けてきました。

韓国市場への進出



今回の提携の第一弾として、新潮社とCCPは、韓国で人気のあるK-TIGERSと連携し、『ニコラ』と『ニコ☆プチ』のライセンス契約を結びました。K-TIGERSは、Netflixの人気シリーズ『イカゲーム』を超えるヒット作『KPOP ガールズ! デーモン・ハンターズ』の制作チームとしても知られ、特に韓国の若者たちから支持を得ています。

韓国では、デジタルコンテンツを通じた若者への影響力が年々高まり、次世代のファッションやカルチャーを担う人材の育成が求められています。この新しいプロジェクトは、こうした市場ニーズに応えつつ、日韓双方の文化交流を進める重要なステップとなります。

各社代表のコメント



K-TIGERSの副会長、琴中粥氏は、「新潮社の『ニコラ』が韓国に進出することに大きな責任を感じています。K-TIGERSと連携し、ニコラの活動を広げ、メディア事業も強化していきたい」と述べています。一方、CCPの大石斗夢氏は、「日本の『ニコラ』は数多くのスターを輩出するための重要な場です。まずは韓国からその仕組みを広げ、さらにはアジア各国へと展開していくことを願っています」とコメントしました。

新潮社のニコラ事業部の部長、酒井逸史氏も、「1997年に誕生した『ニコラ』は日本の女子中高生の間で支持されてきました。韓国のティーンたちにもその魅力を伝えるために尽力します」と語りました。

将来的な展望



新潮社とCCPは、この取り組みを基盤とし、アジア全域への展開を目指しています。韓国を出発点に台湾、香港、シンガポール、さらにはASEAN諸国や欧米へと順次拡大を計画中です。また、『ニコラ』と『ニコ☆プチ』を通じて次世代スターの発掘や、国際レベルで活躍できる人材を育成するための仕組みを構築する意向を示しています。

この提携は単なるライセンス契約に留まらず、日本のコンテンツをグローバルに発信する新しいモデルケースとしてエンターテインメント業界に新たな可能性を示しています。今後の展開に大いに期待が寄せられています。

会社概要


K-TIGERS


  • - 代表者:アン・チャンボム (CEO)
  • - 所在地:ソウル特別市麻浦区
  • - 事業領域:公演イベント企画、マネジメント等

CCP (Creative Contents Promotion)


  • - 会社名:クリエイティブ・コンテンツ・プロモーション株式会社
  • - 設立:2021年4月10日
  • - 代表取締役:大石斗夢
  • - 事業内容:知的財産の戦略設計やコンテンツのプロデュース等

新潮社


  • - 所在地:東京都新宿区矢来町71
  • - 事業内容:出版事業全般


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