西陣織ドームの挑戦
2025-11-10 08:38:34

冨永愛が伝える!世界初の西陣織ドームの挑戦と秘話

西陣織ドーム制作の挑戦



毎週水曜日の夜10時に放送される「冨永愛の伝統to未来」では、ニッポンの大切な伝統文化に焦点を当て、著名人がその息づく現場を訪れる様子が映し出されています。11月12日の放送では、ファッションモデル・冨永愛が西陣織の世界に革命をもたらしているクリエイティブディレクター、細尾真孝氏を取材します。彼が手掛けた「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」の西陣織ドームが誕生するまでの壮絶な物語が明らかにされることでしょう。

世界初の西陣織ドームとは



2025年に開催予定の大阪・関西万博では、多くの注目を集めている出展館の一つ、飯田グループと大阪公立大学の共同出展館があります。約3,000㎡(約900坪)という広大なスペースを持ち、なんと「世界最大の西陣織で包まれた建物」としてギネス世界記録に認定されているのです。その外装デザインを手掛けた細尾真孝氏は、西陣織の伝統を守りながら新たな価値を生み出す取り組みを行っています。

運命的な出会い



細尾さんが西陣織の可能性に目覚め、その名を世界に広める契機となったのは、アメリカの有名建築家、ピーター・マリノとの出会いです。彼との関わりを通じて、細尾さんは海外市場における日本の伝統工芸の魅力を伝えるため、ジャカード織機の開発を行い、従来の反物よりも広幅の素材を生み出しました。この新しい技術が、今の細尾の名声を築く礎となったのです。

巨大ドームの挑戦



そして細尾さんが立ち向かった次なる挑戦が、西陣織を外壁に使った巨大ドームの製作です。通常、外装材としては非常に難しいとされる西陣織を用いることで、これまでの常識を覆す壮大なプロジェクトに挑んでいます。彼は「今回のプロジェクトは、頂上が見えない山を登るような挑戦でした。スタート地点は雲に覆われて何も見えない場所でした」と語ります。

技術の秘密と未来



西陣織を外壁として使うために必要な耐水性や耐火性を確保するため、まずは糸の研究を重ねました。耐久性と機能性を兼ね備えた美しい織物を実現するために細尾さんが試行錯誤を重ねた結果、生まれた新しい糸は西陣織ならではの立体感を表現できるものです。その成果としてついに、約4年の歳月をかけて世界初の西陣織ドームが完成したのです。

皇帝の感慨



細尾「出来上がったドームを見ると、感無量です。まだ実感は湧いていないですが(笑)」と感慨深げに語る姿からは、果てしない挑戦がもたらした喜びが伝わってきます。「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」は、現在も多くの人々がその目で見るのを待ちわびています。

番組の中では、細尾さんの製作秘話や西陣織の未来に対する展望も聞くことができます。冨永愛がどのようにこの伝統文化を受け継ぎ、発展させようとしているのかにも注目です。

放送予定



「冨永愛の伝統to未来」西陣織編は、11月12日(水)よる10時からBS日テレで放送されます。また、番組の公式SNSでは、収録時の冨永愛のオフショットなども配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。

公式サイト



この感動的な挑戦の裏にある物語を是非ご覧ください。


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