フィリピンの新星Makiがデビューアルバム『KOLORCOASTER』をリリース！

フィリピンの新たな音楽シーンを切り開くMakiの魅力

2025年のMUSIC AWARDS JAPANでの受賞も記憶に新しい、フィリピン出身のシンガーソングライターMaki（マキ）が、この度デビューアルバム『KOLORCOASTER』を発表しました。彼女の音楽が多くのリスナーに響いている理由は、ただのメロディーだけではなく、心に響く歌詞や感情豊かな表現力にあります。

このアルバムには、ヒットシングル「Dilaw」を含む全10曲が収められており、それぞれが「愛」の多様な形を描いています。「愛」と一口に言っても、自己愛や友情、失恋など、様々な視点からのアプローチが展開されています。特に、Makiが「KOLORCOASTER」と名付けた理由は、色（Color）とジェットコースター（Rollercoaster）を組み合わせることで、感情の変化に富んだ旅を表現しているからです。

アルバムの収録曲には、「Namumula」や「kahel na langit」、「Bughaw」など、多彩な愛の感情が描かれています。特に「Dilaw」は、自己愛をテーマにした楽曲であり、Makiの優しい声が聴く人の心に直接響いてきます。また、「INDIGO (with u)」では、恋愛の曖昧な状況を描写し、聴く者に共感を与えます。愛には苦しい側面もありますが、その痛みもまた愛の一部であることを伝えてくれます。

そして、Makiの音楽は、ただのエンターテイメントに留まらず、多くの人々に感情的な旅を提供しています。例えば、「Nangungulila」では他者の幸せを願う愛が表現されており、聴く人に深い感動を与えます。また、ペットへの愛情を描いた「itim na ulap」や、片想いの切なさを歌った「Abelyana」など、幅広いテーマが展開されており、聴くたびに新たな発見があります。

Makiは2021年にデビューし、オルタナティブ・シティポップを基盤とした楽曲で短期間に急成長を遂げました。Spotifyでの再生回数が10億回を超えた彼女の音楽は、フィリピン国内のみならず国際的にも広まり、確固たる支持を得ています。彼女の持ち味は、心地よくも感情を揺さぶるメロディーで、リスナーを虜にしています。

Makiの音楽は、私たちの日常に色を加え、心に感情を生み出します。『KOLORCOASTER』を通じて展開される愛の旅は、聴く者それぞれに異なる「色」で語りかけ、リスナーを感情の深淵へと誘います。