宮城県丸森町公式キャラクターがデビュー曲を発表！地域と共に創った感動の一曲

宮城県丸森町公式キャラクターがデビュー曲を発表！

12月21日、株式会社スティーブアスタリスク（以下、Steve inc.）が、宮城県丸森町の公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」のデビュー曲『デザイン』とそのミュージックビデオをYouTubeで発表しました。これには、町民の生活向上を目指すという町のビジョンが反映されています。地元の人々と共に手がけたこのプロジェクトは、「DESIGN NEW MARUMORI つくろう、あたらしい日常を」という理念を体現しており、町の魅力を新たに伝えることを目的としています。

「ねこがみ」とは？

「ねこがみ」という言葉は、江戸時代から続く丸森町の伝統に基づいています。この地域では、養蚕のために猫が神聖視され、町の守り神として大切にされています。特に丸森町には多くの猫神が祀られており、その文化が「ねこがみとうぐいすP」というキャラクターの誕生につながりました。

デビュー曲『デザイン』計画の背景

デビュー曲のコンセプトは、町の未来を追求する姿勢を反映しています。丸森町の第六次総合計画では、新しい日常をつくることが重点に置かれています。この考えを受け、この曲を通じて、待つのではなく、自らの手で未来をデザインする重要性が歌われています。

プロジェクトの実施までの流れ

このプロジェクトは、町の公式クリエイティブディレクターでもあるSteve inc.の代表、太田伸志氏の指導のもと、デザイン思考研修を通じて実施されました。今回は町民からキャラクターの案を募り、70年の町政史上初となる町民投票を経て、公式キャラクターが選出されました。長年の町の文化や個性を尊重しつつ、町民が共感できるキャラクターが誕生したのです。

ミュージックビデオの制作

「ねこがみとうぐいすP」のミュージックビデオは、丸森町の風景と町民の心をつなぐ作品に仕上がっています。MVは、町の自然豊かな景色にイラストを重ね合わせ、町民の創造力を反映したシーンが盛り込まれています。また、町の夏祭り「齋理幻夜」で行われたワークショップで、参加者が描いたイラストも登場。地域の人々の協力で更に愛着深い作品に仕上がりました。

町長とアーティストのコメント

宮城県丸森町の町長、保科郷雄氏は、キャラクター「ねこがみとうぐいすP」のデビューを喜びの声で迎え、皆の参加によって生まれたこの曲が町民だけでなく、多くの人に町の魅力を伝えるきっかけになればと期待を寄せています。また、歌を担当した清水みさとさんと作曲を担当した音楽家のno.9（城隆之氏）も、個々の思いを込めたコメントを寄せ、町に対する情熱が歌詞やメロディに表現されています。

丸森町への訪問

丸森町は、自然に恵まれた地域で、豊かな歴史と文化が息づいています。仙台市からもアクセスが良いこの町で、観光と共に地域の温かさを感じることができるでしょう。今後も「ねこがみとうぐいすP」に注目し、丸森町のさらなる発展を見守りたいと思います。

詳しい情報は、公式ホームページやYouTubeチャンネルでご確認ください。