《サロメ》新演出!
2025-06-09 15:37:27

R・シュトラウス《サロメ》新演出が話題!METライブビューイング公開決定

R・シュトラウス《サロメ》上映決定!



6月27日(金)から1週間限定で、オスカー・ワイルドの名作戯曲に基づく衝撃のオペラ《サロメ》が公開されます。この作品は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)で20年ぶりの新演出として登場し、従来とは一味異なる魅力を発揮します。

新演出の見どころ


新演出を手掛けるのは、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞した演出家、クラウス・グート。彼の演出によって、物語の光と闇が巧みに表現され、観客を強烈に惹きつけること間違いありません。『サロメ』は元々、官能美が極致とされる作品ですが、今回の再演では特にその魅力が際立つでしょう。

豪華キャストが集結


タイトルロールのサロメを演じるのは、スター・ソプラノのエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーです。彼女の熱演はもちろんのこと、サロメに心を寄せつつも彼女を拒絶する預言者ヨカナーンを演じるのは、人気バリトンのペーター・マッテイ。さらに、サロメの母・ヘロディアス役には、9年ぶりにMETライブビューイング出演を果たすグラミー賞受賞者のミシェル・デ・ヤングが名を連ねています。豪華なキャスト陣による圧巻の演唱をご期待ください。

音楽の切れ味が際立つ


この作品の音楽を指揮するのは、METの音楽監督であるヤニック・ネゼ=セガン。彼の手腕によって、R・シュトラウスの艶やかな音楽がどのように物語を支えていくのか、注目が集まります。観客は、この新たな視覚と聴覚の体験に魅了されることでしょう。

物語の舞台はヴィクトリア朝


本演出では、物語の舞台設定が紀元36年のシリアから、ヴィクトリア朝時代に変更されています。この新しい設定が、物語の解釈にどのような新たな視点をもたらすのか、楽しみです。

あらすじ


物語は、キリストの到来を予言したヨカナーンが、王ヘロデによって非難され投獄されるところから始まります。王の妻ヘロディアスの連れ子であるサロメは、ヨカナーンの声に強く惹かれ、彼に会うために牢獄に向かいます。しかし、彼女の熱意は拒絶され、サロメは欲望に取りつかれ、ヘロデの求めに応じて踊り、ヨカナーンの首を求めることに。この衝撃的な展開が、視聴者にどのような感情を呼び起こすのか、ぜひ映画館で体感してください。

放送情報


  • - 上映期間: 6月27日(金)~7月3日(木) (東劇のみ7月10日(木)まで)
  • - 上映館: 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
  • - 上映時間: 2時間3分(休憩なし)

この機会に、R・シュトラウスの《サロメ》新演出を観に、ぜひ映画館に足を運んでください。話題の予告映像とプロモーション映像も解禁されたばかり。この新たな視覚と聴覚の体験をお見逃しなく!

公式サイトはこちら


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