あなたの腰痛はどのタイプ?自分に合った改善法を知ろう
腰痛は、現代人にとって決して他人事ではない問題です。推定1200万人以上が悩まされており、人生の中で誰もが一度は経験するものとされています。しかし、腰痛の原因を知らずにそのまま放置している人も少なくありません。実際、腰痛のうち明確な原因があるのはわずか15%に過ぎず、残りの85%は原因不明とされています。
近年の研究によって、腰痛は4つのタイプに分けられることが明らかになりました。2025年7月27日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』では、メインMCの石丸幹二さんとサブMCの坂下千里子さんが、この4つの腰痛のタイプについて詳しく解説します。
腰痛の基礎知識
腰痛の原因が特定できなかった理由
腰痛の原因が特定されにくいのは、様々な要因が相互に影響しているからです。生活習慣や姿勢、ストレスなどが重なり合うことにより、症状が現れることがあります。
見えない腰痛の4タイプ
これらの腰痛は次の4つのタイプに分類されます。
1. 椎間関節性腰痛
2. 椎間板性腰痛
3. 筋筋膜性腰痛
4. 仙腸関節性腰痛
以下では、それぞれのタイプについて簡単なセルフチェック法と改善法を紹介します。
腰痛タイプ①「椎間関節性腰痛」
簡単セルフチェック
椎間関節性腰痛では、動作を伴う痛みが特徴です。例えば、特定の姿勢を取ったときや、身体をひねった瞬間に痛みを感じる場合があれば、それがこのタイプの可能性があります。
椎間関節性腰痛の改善法
このタイプの改善には、ストレッチや強化運動が効果的です。腰周りの筋肉を鍛えることで、姿勢を安定させることができます。
腰痛タイプ②「椎間板性腰痛」
簡単セルフチェック
椎間板性腰痛は、椎間板の損傷による痛みです。下肢への放散痛を伴うことが多いので、これを感じる場合は要注意です。
椎間板性腰痛の改善法
物理療法やブロック療法が有効です。また、適度な運動で筋肉のバランスを保つことが大切です。
腰痛タイプ③「筋筋膜性腰痛」
簡単セルフチェック
筋筋膜性腰痛は、筋肉や筋膜の過緊張に起因します。日常生活の中で突然の痛みが襲ってくることが特徴で、ぎっくり腰がこのタイプに該当します。
改善法
リラックス法やストレッチが効果的ですが、特に深呼吸を活用して筋肉を緩めることがポイントです。
腰痛タイプ④「仙腸関節性腰痛」
簡単セルフチェック
仙腸関節性腰痛は、骨盤の動きに関連した痛みです。座っているときの痛みや、脚を伸ばした時に不快感を感じることがあります。
様々な改善法
この場合は、体幹を鍛えることが改善につながります。腹筋や背筋の強化、骨盤の意識も大切です。
まとめ
腰痛の原因は一つではなく、複数の要因が重なる場合もあります。専門医による評価を受け、自分の腰痛タイプに合った改善策を見つけることが肝要です。『健康カプセル!ゲンキの時間』の放送では、これらの情報をより詳しく解説し、皆さんの健康促進に役立つ内容が提供されます。放送は7月27日あさ7時から、どうぞお見逃しなく!