演劇『楽屋』日本公演がついに決定
韓国の魅力的な女優陣が集結する演劇『楽屋』が、2025年6月24日から29日まで東京・博品館劇場で上演される。この公演では、日本現代演劇の巨匠、清水邦夫の代表作を韓国の演技派女優たちが披露する。
清水邦夫の遺した名作
演劇『楽屋』は1977年に初演されて以来、故・清水邦夫がこの作品を通じて表現した社会の問題や人々の情熱が、多くの舞台で受け継がれてきた。一度は観た方も多いはず。この作品は、さまざまな役者たちの演技に対する執念や人生の喜びと悲しみを振り返るもので、国内外で高く評価を受けてきた。
韓国ライセンス公演の人気
本作は韓国での上演も盛況を博しており、特に2021年の初演時には多くの観客を魅了し、2023年に再演を果たした際には韓国の「KOPIS週間予約ランキング」で1位を記録した。観客との共鳴を大事にした韓国版のアプローチは、SNSでの口伝えを通じて広がり、いまや韓国版のスタンダードとなっている。
豪華キャストが勢揃い
今公演に参加する女優たちは、テレビドラマや映画で活躍している豪華な面々だ。
- - ソン・オクスク:ドラマ「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンの母親役を演じたことで、広く認知された実力派女優。
- - ソ・ヨンヒ:映画「追撃者」でのミジン役で知名度を上げ、現在でも多くの作品に出演している。
- - イ・イルファ:多様な役柄を演じ分ける柔軟な演技力を持つ女優で、「応答せよ」シリーズ等に出演。
- - ハム・ウンジョン:人気アイドルグループ“T-ARA”のメンバーから女優に転身し、幅広い役柄をこなしている。
- - キム・ジュヨン:舞台やミュージカルで高い評価を受けている新鋭女優。
ダブルキャスト
なお、ハム・ウンジョンとキム・ジュヨンはダブルキャストとして登場する。
チケット情報
チケットは、2025年3月15日10:00からオフィシャル先行受付が始まる。特典付きSS席や通常の各種席が用意されており、訪れる方のニーズに応えている。特にSS席には、終演後にキャストとのチェキ撮影&サイン入りポスターも含まれており、ファンにとっては見逃せない内容だ。
【公演日程】
- - 日付: 2025年6月24日(火)~29日(日)
- - 会場: 博品館劇場(東京都中央区銀座)
- - チケット代金: 特典付きSS席 13,500円、SS席 11,500円、S席 7,500円、A席 5,500円
期待が高まる公演
この公演は韓国からのキャストが日本でどのように清水邦夫の作品を橋渡しし、また時代の空気感をもとに新しい解釈を提供できるかが期待されている。観客は彼女たちの感情の起伏を通じて、作品が持つ哲学的側面や現実との接点を深く理解できることでしょう。
結論
演劇『楽屋』が日本でどう展開されるのか、観客はその瞬間を心待ちにしている。韓国の女優たちが日本の舞台でどのように清水邦夫の名作を新たに解釈していくのか、ぜひ劇場でその目で確かめてほしい。