ホーチミンにJINSが本格進出、3つの新店舗オープンでアイウエア体験の革新を図る

JINSがホーチミンに新たに3店舗をオープン

株式会社ジンズホールディングス（以下、JINS）は、ベトナムのホーチミン市に本格進出することを発表しました。新たに開店するのは、旗艦店となる「JINS Saigon Centre店」を皮切りに、11月22日には「JINS AEON MALL Tan Phu Celadon店」および「JINS AEON MALL Binh Tan店」の計3店舗です。この店舗展開は、東南アジアにおけるJINSブランドの認知度を高め、地域の皆様に新たなアイウエアの体験を提供することを目的としています。

新店舗の展望とデザイン

オープンする「JINS Saigon Centre店」は、12月8日から営業を開始します。ここはホーチミン市の中心部に位置しており、購買力の高いトレンドに敏感な層が集まる商業施設、サイゴンセンターに出店します。この店舗では、JINSのブランドビジョンである「Magnify Life」を具現化するため、日本独自の優れたアイウエアを取り揃え、心地よい空間で顧客を迎えます。また、過去に行ったポップアップストアでは、予想を超える2,000件以上の予約購入があり、現地のお客様から高い評価を受けました。

続く「JINS AEON MALL Tan Phu Celadon店」および「JINS AEON MALL Binh Tan店」は、地域密着型のショッピング施設として家族連れに支持されるイオンモール内に位置します。ここでも、日本の確かな品質と信頼を求める訪問者に向けて、あたらしいアイウエアの購買体験を提供することを目指しています。3店舗同時期の出店により、JINSブランドの認知度向上とともに、高品質なサービスを提供することが期待されています。

グローバル展開への第一歩

JINSは、2025年9月末までに世界7地域で810店舗を展開する計画を掲げており、ベトナムはその8つ目の出店地域となります。これまでに中国、米国、台湾、フィリピン、香港、モンゴルなどへ進出してきたJINSは、経済成長を続ける東南アジア市場への展開を強化し、グローバルなブランドとしての位置づけをさらに固めていく方針です。この動きは、昨年オープンしたグローバル旗艦店「JINS銀座店」とともに、世界中での認知を高める一助となるでしょう。

担当建築家の思い

JINS Saigon Centre店のデザインは、浜田氏が監修を手がけています。デザインの核には、「規律」と身体に寄り添う「身体スケール」があり、空間における商品を際立たせるためのニュートラルな背景を形成しています。また、イオンモールの店舗については、髙濱氏と小松氏がデザインを担当し、日本文化とベトナムの風土を融合させた空間を生み出しました。これらの店舗デザインは、訪れる人々に独自の体験を与え、誰もが親しみやすい雰囲気を作り出すことに成功しています。