デジタル庁が取り組む障害者雇用促進の最新状況
デジタル庁の障害者活躍推進計画の最新情報
デジタル庁は、デジタル社会の形成を先導する重要な役割を担っており、その中で障害者の雇用促進にも力を入れています。令和6年度(2024年度)における障害者活躍推進計画の実施状況を見ていきましょう。
1. 目標設定と達成度
2024年度の評価において、実雇用率は2.91%に達しており、これは法定雇用率の2.8%を上回る数字です。また、新規採用者の離職者はゼロを達成しています。満足度調査でも83.3%の職員が自らの働く環境に満足を感じています。
2. 障害者雇用推進体制の整備
デジタル庁では、障害者雇用推進チームを人事部門内に新設し、専門の班として活動を強化しています。この取り組みにより、障害者雇用に関する課題を早期に把握し、適切な対応を行う体制が整いました。また、組織外の厚生労働省や労働局との連携を深め、採用や定着支援における情報共有も進めています。
3. 障害者とのマッチングを重視
職員と業務のマッチング状況を定期的に確認し、必要に応じて業務の見直しやサポート体制の強化を実施しています。これにより、職場での負担を軽減し、障害者が快適に働ける環境を提供することを目指しています。
4. 職場環境の改善
障害者からの要望に基づく職場の環境整備も進められています。就労支援機器の導入や、音声読み上げソフトの活用が行われ、職場の動線も確保されています。特に、具体的な障害特性を考慮した席の配置が評価されています。
5. 開かれた採用活動
デジタル庁では障害の種類に関わらず、幅広い採用を行う方針を取っています。特定の障害を排除したり、通勤条件を厳しく設定することなく、多様な人材を受け入れる体制を確立しています。就労支援機関との連携も強化し、採用後も継続的な支援を行っています。
6. フレキシブルな働き方
テレワークやフレックスタイム制度の導入により、勤務条件に柔軟性を持たせる試みも行っています。また、休暇制度の周知を徹底し、採用後も活用できる環境を整えています。
7. キャリア形成の支援
障害を持つ職員に対して、常勤職への転任を視野に入れた公募を検討しており、スキルアップを目指す研修の実施も計画されています。これにより、自己実現の機会を提供することを目指しています。
8. 障害者への配慮とコミュニケーション
職員との定期的な面談を実施しており、障害者の状況把握や体調管理にも努めています。また、日常的なコミュニケーションを通じて、職場でのサポート体制を整えています。
9. 社会的責任を果たす調達活動
デジタル庁では、物品や役務の調達において障害者就労施設からの調達を積極的に行っています。令和6年度には新たにクリーニング業務の調達も加わり、障害者の雇用機会の拡大を図っています。
デジタル庁は、障害者活躍推進計画を通じて、さらに多様な人材が活躍できる社会の実現に向け取り組んでいます。今後の進展に期待が寄せられています。