サウナをビジネスに活かす新書『シン・サウナ』が登場！

サウナによる新たな人間関係とビジネスの可能性

株式会社KADOKAWAは、2025年3月26日（水）に新刊『シン・サウナ人生は自分の“好き”でデザインできる』を発売します。この書籍の著者は、コクヨサウナ部部長でありフィンランドサウナアンバサダーとしても知られる川田直樹氏です。彼の経験則と知識を基に、サウナがもたらす新しいビジネスの形や人間関係の築き方が描かれています。

本書は、サウナを「編集スタジオ」「キャンバス」「交響楽団」といった多様な視点で捉え、独自のアプローチでサウナの可能性を探ります。川田氏は、コクヨに勤める傍ら、自ら立ち上げたコクヨサウナ部を通じて、100名を超える部員を抱えるコミュニティを形成しました。また、彼が共同代表を務める企業サウナ部連合は、すでに200社以上が加盟しており、サウナの魅力を広める活動を急速に展開しています。

サウナを利用することで、部下とのコミュニケーションが円滑になり、新たなビジネスチャンスを創出する手法を見出した川田氏。彼の理念は、サウナがただのリラックスの場にとどまらず、職場環境や人間関係にまで影響を与える可能性を秘めているという点にあります。具体的には、サウナにおける「服や肩書きを脱ぐことで、より本音でのコミュニケーションが可能になる」といった新しい効果についても触れています。

目次の紹介

本書では、主に4つの章で構成されており、それぞれが異なるテーマでサウナの活用方法を探ります。第1章では、自分自身を整えるためのサウナの利用法に関するアイデアがセレクトされています。例えば、「お気に入りのサウナ施設」との出会い方や、勉強や会食前に活用すべきサウナ活用術などが具体的に述べられています。

第2章では、人間関係を構築するためのサウナの効果が語られ、組織内のコミュニケーションを促進するためのサウナの活用法が探究されます。第3章では、サウナがビジネスのソリューションとして機能する可能性について触れ、企業におけるサウナの役割を分析しています。最後の第4章は、これからの時代においてどのようにサウナをビジネスに取り入れていくかにフォーカスを当てています。

川田直樹氏の軌跡

川田氏はコクヨでのキャリアをスタートさせ、29歳という若さで最年少課長に就任。その後も副部長、部長とキャリアを進め、今ではサウナを通じてビジネスの新たな側面を探求しています。特に、サウナを用いた地方創生や新規事業の創出など、多岐にわたる活動が注目を集めているのです。

「サウナは仕事の場であり、創造的なインスピレーションを与えてくれる存在です」と川田氏は語ります。彼の経験を通じて、サウナがどのように人生を豊かにするのか、本書を通じて多くの人に知ってもらいたいというメッセージが詰まっています。

サウナに興味がある方はもちろん、仕事にさらなる活力を求めるビジネスパーソンにとっても、必携の一冊となること間違いありません。サウナを通じて自身の生活や仕事をより良いものにしていくためのヒントが、この書籍に散りばめられています。