ゲランはこのたび、芸術的な香りをテーマにしたコンセプトムービーを公開することを発表しました。モデルとして起用されたのは、ドイツ生まれのマリウス葉氏。彼は、街中のギャラリーで触れたアートからインスピレーションを受けており、その感情を香りで表現した「ラール エ ラ マティエール」コレクションの魅力が詰まった映像となっています。
このムービーは、2025年2月25日に『VOGUE JAPAN』のウェブサイトにて初公開され、その後公式SNSでも視聴可能になります。ゲランにとってフレグランスは、1828年の創業以来、一貫して追求してきた芸術とも言えるものであり、今回の映像を通じてそれがどのように感じられるのか、多くのファンが心待ちにしています。
「ラール エ ラ マティエール」とは、ゲランが持つ最高級の素材を使用し、香りを通じて芸術を表現するコレクションです。今回のコラボレーションでは、代表的な3つのフレグランスが登場します。これらは、単に香りを届けるのではなく、その背後にあるストーリーや感情をも表現しています。
まず一つ目は「ムスク ウートルブラン」。オーギュスト・ロダンの名作「接吻」からインスパイアされたこの香りは、ホワイトフローラルの輝きとパウダリーなムスクが調和します。柔らかな香りに包まれながら、肌と一体化するような感覚を味わうことができます。
次にご紹介するのは「ネロリ ウートルノワ」。反対に、「黒の画家」と称されるピエール・スーラージュの作品から触発を受けたこの香りは、フレッシュなネロリとベルガモット、スモークティのコンビネーションが特徴的です。エレガントさと神秘的な余韻が感じられ、まるで黒いキャンバスが反射する光のようです。
最後は「ペッシュ ミラージュ」。こちらは2025年1月に新たに登場した香りで、ジューシーなピーチとレザーの調和が魅力的です。フルーティな香りが広がる一方で、サンダルウッドとアンバーチンによって温かみを増し、肌の上でセンシュアルにゆらめく贅沢な体験を提供します。
ゲランは、時代を超えて愛されるフレグランスの数々を創り出しており、ブランドが強く掲げる「芸術と素材」の哲学が反映されたこのコレクションは、香りを通じて人々の感情および美への視点を豊かにするものです。マリウス葉氏とのコラボレーションも、彼の持つアートへの感性が大いに発揮された結果と言えるでしょう。
ゲランとマリウス葉氏によるこの新たな試みにますます期待が高まります。皆さんもぜひ、ムービーをチェックしてみてください!情報はこちらのリンクからご覧いただけます:
VOGUE JAPANのムービーはこちら。
また、マリウス葉氏についても少し紹介します。彼は2000年生まれで、ドイツ・ハイデルベルクで育っています。タカラジェンヌの母の影響を受け、若い頃から歌や踊りを学び、11歳でSexy Zoneのメンバーとしてデビューしました。その後は芸能活動を引退し、現在はスペインの大学で多様な知識を学んでいます。
最後に、ゲランについて考えると、1828年に創立されたこのブランドは、フレグランス、スキンケア、メイクアップなど、数多くの作品を展開し続けてきました。特にフレグランスにおいては、長い歴史の中で培われたノウハウを活かした製品の数々が、女性たちの美しさを引き立て、次なる世代へと受け継がれています。これからもゲランの新たな挑戦に期待が高まります。