ひらかたパークで新たな親子体験実証実験が始まる
この春、京阪電気鉄道とレクリッド、NTT西日本の三社は、枚方市にある「ひらかたパーク」で実証実験を行うことを発表しました。この取り組みは、親子向けのキッズカメラを活用し、新しい遊園地体験の提供を目指しています。
実施の背景
この実証実験は、NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」での共創活動から生まれました。QUINTBRIDGEでは、企業やスタートアップ、自治体と大学が協力して、社会課題を解決し未来社会を創造するための取り組みを行っています。特に、「学ぶ、つながる、共創する」の3つのテーマを軸にしたプログラムが注目されています。
2024年度には、子どもたちがワクワクしてひらかたパークに来園するための仕組みを構築することが目指されており、具体的にはレクリッド社が提供するキッズカメラ「MiNiPiC」を通じた施策が提案されています。
実証実験の内容について
概要
この実証実験では、「遊園地デビュー」と「カメラデビュー」を組み合わせて、子どもたちの創造力を引き出すとともに、親子の新たなコミュニケーション方法を検証します。実験期間中には、ひらかたパークに来園する親子50組に対して「MiNiPiC」を貸し出し、子どもたちが自由に写真を撮ることで、遊園地での体験がどのように変わるかを分析します。これにより、子どもたちが楽しみを感じる仕組みや、親が子どもたちの成長を実感する機会を提供します。
実施期間
実証実験は2025年3月26日から3月30日までの予定です。
実施場所
ひらかたパーク(大阪府枚方市枚方公園町1-1)で行います。
役割分担
- - レクリッド: キッズカメラ「MiNiPiC」を提供し、子ども向けテクノロジーの検証を行います。
- - 京阪電気鉄道: ひらかたパークを提供し、親子向けサービスの満足度向上策を検討します。
- - NTT西日本: 共創活動を支援し、実証実験のデータ収集と検証を担当します。
今後の展望
この実証実験を通じて「MiNiPiC」の有用性を確認し、エンターテインメント施設とキッズカメラの連携による新たな顧客体験の創出を目指します。この三社の協力によって、親子にとって魅力的な遊園地体験が実現され、未来のエンターテインメントの可能性が広がることでしょう。
いまだかつてない遊園地体験が待ち受けるひらかたパーク。今後の動向に目が離せません!