氷川きよしコンサート2026-2027東京公演レポート
2026年8月、氷川きよしの新たなコンサートツアー『KIINA’S LAND2』が埼玉で始まりましたが、そのフィナーレを飾る東京公演が9月5日と6日にLINE CUBE Shibuyaで行われました。特に6日は氷川の49回目の誕生日ということもあり、多くのファンが集結し、感動的な時間が展開されました。
このツアーでは、昨年のポップスアルバム『KIINA.』を基にした情熱的なパフォーマンスが期待されており、氷川自身も「原点に立ち返り、演歌の魅力を再確認した」と語っていました。公演では、デビュー曲「箱根八里の半次郎」を皮切りに、観客は氷川のパフォーマンスにすぐに引き込まれ、ペンライトが揺れ動きます。彼は「2001年からコンサートを続けてこられたのは、皆さまのおかげです」と感謝を込めて挨拶。また、年齢についても冗談交じりに触れ、「これからも命ある限り歌い続けます」と気合十分です。
続く股旅もののコーナーでは、「花の渡り鳥」や「きよしのねずみ小僧」、さらには新曲「旅でござんすおじゃる丸」などを披露し、客座席は彼の唯一無二の世界に魅了されて惹きつけられました。また、氷川は着物に着替えた後、人力車でステージに登場し、「きよしの人生太鼓」を力強く熱唱。さらに、2017年に受賞した「男の絶唱」を歌い上げました。
公演中には、ロビーでのバースデーメッセージコーナーや、震災支援のための募金が行われ、多くのファンが協力しました。氷川は「熊本を思いながら歌います」と、熊本城で歌った「白雲の城」を圧巻の表現力で決めました。また、現代社会へのメッセージを込めた「ほど酔い酒」も披露し、ステージを盛り上げました。観客との交流を大切にし、彼の率直なトークは会場に笑いをもたらしました。
誕生日当日という特別な瞬間、氷川の元にはケーキが運ばれ、49歳になった彼は「今が一番若いと思っています」と力強く宣言。歌の幅を広げ、彼の代表曲「川の流れのように」も感情を込めて歌い上げ、会場は感動に包まれました。
また、アコースティックバージョンで「でんでん虫」や「白睡蓮」を、そしてエモーショナルなバラード「恋初(こいそ)めし」も披露し、最後は壮大な「自鳴琴」で締めくくりました。アンコールでは、「Party of Monsters」と「限界突破×サバイバー」をエネルギッシュにパフォーマンスし、会場は大盛り上がり!「きよしのズンドコ節」での大団円で、満場の拍手が送られました。
40代の最後の年を迎えた氷川きよしは、今回のコンサートでますます進化し続ける姿を見せ、彼の音楽が多くの人の心に響いていることを改めて感じさせてくれました。「自分の歌が誰かの明日への活力になるなら、全力でやっていきたい」と語る彼の情熱は、今回のステージを通じて見ることができたのです。公演の最後には「ずっと共に歩んでいきたい」というメッセージが表示され、ファンへの感謝の想いが伝わる素晴らしいショーとなりました。東京公演は2日間で5,700名を動員し、盛況のうちに終了しました。