新生FANCYTEX登場
2025-05-16 11:05:41

御幸毛織と鷹岡株式会社のタッグが生んだ新生「FANCYTEX」コレクション

御幸毛織と鷹岡株式会社のコラボ企画



2023年、御幸毛織株式会社は、創業120周年を迎えるにあたり、140周年を祝う鷹岡株式会社と新たにコラボレーション企画を実施しました。このプロジェクトでは、約100年前に誕生した生地ブランド「FANCYTEX」に現代のテイストを加え、春夏向けの新コレクションを発表します。

新コレクションの特徴



今回のコレクションには、御幸毛織の伝統的な製造技術を活かした「夏素材シャリック」を使用。高品質で涼しげな生地が特徴です。特に、スーツやジャケット、セットアップに最適な3種の素材から選ぶことができ、通気性や軽量感を兼ね備えています。さらに、全ての素材には環境に配慮した非フッ素撥水加工「C-zero」が施されており、持続可能性にも配慮した製品になっています。

  • - スーツ向けSHALICK(ウール47%、モヘア16%、ポリエステル37%)は、軽やかさと通気性が特徴で、1970年代以来のクオリティを再現しています。
  • - ジャケット向けSHALICK(ウール58%、ポリエステル42%)は、肌離れが良く、シワになりにくい特性を持っています。
  • - セットアップ向けSHALICK(ウール87%、ポリエステル13%)は、ウールならではの上質感とストレッチ性を兼ね備えた一品です。

「FANCYTEX」の歴史



御幸毛織は、1920年代にさかのぼる長い歴史を持ち、特に1927年には鷹岡商店と取引を開始しました。このコラボにより、日本国内での高級紳士服地の開発が進み、1928年には初の「FANCYTEX」ブランドの生地が登場しました。この製品は好評を博し、以来両社の連携は続いています。「FANCYTEX」は、特に軽量感と通気性が評価され、業界に新しい価値をもたらしました。

鷹岡株式会社の未来への展望



今回のコラボレーション企画に携わる鷹岡株式会社の担当者は、約100年にわたる歴史を踏まえ、未来に向けた新たな挑戦を強調しました。ストックサービスを最大限に活用し、市場の活性化を図りたいとしています。150周年記念の際には、このプロジェクトを成功に導くことで誇りを胸に振り返ることができればと語っています。

御幸毛織の思い



御幸毛織の担当者も、このコラボを通じてウールの優れた機能性と魅力を多くの人に知ってもらいたいと考えています。ウールは、温かさや涼しさに加え、防臭や撥水の特性を持ち、様々なシーンで活用されています。特に、若い世代にもスーツが「勝負服」や「晴れ着」として選ばれるよう、ウールの魅力を広めていきたいと願っています。

まとめ



御幸毛織と鷹岡株式会社が共に歩んできた約100年の歴史は、今回のコラボレーションを通じて新たな一歩を踏み出します。「FANCYTEX」の魅力を再発見し、春夏だけでなく秋冬向けのコレクションも続々と登場予定です。この機会に、両社の伝統と革新が融合した新たな生地コレクションを体感してみてはいかがでしょうか。詳しい情報は、公式ホームページをご覧ください。


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