孤独を乗り越える新しい家族の形『レンタル家族』が上映決定！

心をつなぐ新たな家族の物語『レンタル家族"

中之島映画祭のグランプリを獲得した映画『レンタル家族』が、12月6日（金）から東京・新宿K's cinemaで一週間限定上映されることが決定しました。本作は現代の孤独な人々を舞台にし、家族の新たな形を問いかける感動の物語です。

あらすじ

物語の主人公は、東京で働く洋子（荻野友里）。彼女は仕事に忙殺されながらも、定期的に実家を訪れ、認知症を患っている母・千恵子のケアをしています。しかし、母は洋子が数年前に離婚したことや、元夫についての記憶を失っており、帰省のたびに同じ話を繰り返されるため、洋子は次第に孤独に感じるようになります。

そんなある日、取引先から「レンタル家族」という新しいサービスを紹介されます。最初は戸惑う洋子ですが、そのサービスを体験することに決め、レンタル夫として呼んだ松下豪と出会います。彼との交流を通じて、洋子は徐々に心を開き、さらに松下から提案された彼との家族ごっこによって新しい絆を築くことになります。

本作は、演じることで本当の絆が生まれる可能性を描いています。これまでの人間関係を否定せずに、新しく肯定する姿勢が新鮮で、多くの観客に共感を呼ぶことでしょう。

監督とキャスト

本作の監督を務めたのは、上坂龍之介。学生時代に音楽番組の制作に携わった経験を持ち、自身の制作会社を設立後に初めて監督した映画がこの『レンタル家族』です。彼は、現代の人間関係が抱える問題を描くことをテーマにしています。

主演の荻野友里は富山県出身で、数々の映画やドラマに出演しており、その演技力には定評があります。本作には、駒塚由衣、松林慎司など実力派俳優が揃い、SNSで注目を集める鈴木浩文や保田賢也も出演しており、多彩なキャストが魅力を増しています。

作品のメッセージ

上坂監督は、「人と人とのつながりを否定せずに、新しい形を提示したい」という思いを込めています。現代社会では、さまざまな事情から本来の家族像が崩れつつあります。この映画は、演じることが人間関係を築くきっかけとなることを伝えています。これからの人間関係をどう築いていくべきかを考えさせられる内容です。

上映情報

『レンタル家族』は、12月6日から12月12日まで新宿K's cinemaにて上映されます。ぜひ、家族や友人と一緒に観に行き、そのメッセージに触れてみてください。公式サイトやSNSでも最新情報が発信されていますので、チェックしてみることをお勧めします。

公式サイト: レンタル家族公式サイト
公式SNS: X, Instagram

新たな家族の形を問い直す『レンタル家族』の魅力をぜひご体験ください。