福岡、神戸に惜敗も次戦へ見据えたポジティブ要素を発見

福岡、神戸に惜敗も次戦へ向けた成長を見出す

2025年3月26日、水曜日に行われたりそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズンの試合で、福岡の『ライジングゼファーフクオカ』が『神戸ストークス』に85-95で敗れました。試合は前半から神戸がリードを保ち、福岡の粘り強い追い上げにも関わらず、最終的にはやや及ばなかった形となりました。

試合結果

- 福岡: 85
- 神戸: 95

スコア詳細

- 1Q: 18-21
- 2Q: 18-30
- 3Q: 22-18
- 4Q: 27-26

戦評：前半の展開

試合開始早々、神戸のバーレル選手が復帰し、頼もしい先制攻撃を見せました。彼の連続得点によって、神戸は一気に試合の流れを掴むことに成功します。一方、福岡はオフェンスの要であるランダル選手が早々にファウルを受け、ベンチに戻ることに。しかしその後もフリースローを奪い、一矢報いる姿勢を見せました。

神戸はブラウンジュニア選手を中心に得点を重ね、特に第2クォーターでは野溝選手が3ポイントシュートを連発し、前半だけで18点を奪います。福岡も負けじと會田選手の3ポイントシュートや西川選手のバスケットカウントプレーで対抗するも、15点ビハインドで前半を終えました。

後半の攻防

後半に入り、福岡は谷口選手や西川選手の3ポイントシュートで点差を縮めようと奮闘しました。中村選手の活躍もあり、徐々に流れを掴んでいきます。しかし、神戸は野溝選手やブラウンジュニア選手の強力な攻撃にさらされ、特にリバウンドでの圧倒的な差を見せつけられました。

福岡はディフェンスで後半に神戸に11回のターンオーバーを誘発するなど、積極的なプレーで応戦しましたが、万事休すという状況。野溝選手のダメ押しの3ポイントシュートで試合が決まりました。

リバウンドとスタッツ

試合を通じて、福岡はリバウンドがわずか24本しか獲得できず、対照的に神戸は53本をマーク。その中でもオフェンスリバウンドを23本も許してしまったことが敗因の一つと言えます。また、野溝選手の32得点やブラウンジュニア選手の25得点も大きな痛手でした。しかし、10点差で試合を終えたことは次戦へのプラス要素として捉えることができました。