セイコー プロスペックスが2025年度のグッドデザイン・ベスト100受賞
セイコーウオッチ株式会社が、2025年度のグッドデザイン・ベスト100に名を連ねました。受賞したのは、<セイコー プロスペックス>の「マリンマスター プロフェッショナル」です。加えて、<セイコー パワーデザインプロジェクト>コレクション1や、セイコー ソーラー電波掛時計も受賞したということで、ここではそれぞれの製品の魅力を紹介します。
グッドデザイン賞とは?
グッドデザイン賞は、日本における総合的なデザイン評価の制度で、60年以上にわたり多くの人に愛されています。この賞は、デザインによって暮らしや社会をより良くすることを目指しており、その中から未来を切り拓く優れたデザインが「グッドデザイン・ベスト100」として選出されます。受賞モデルは11月1日から11月5日まで、東京ミッドタウンで開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて展示される予定です。
受賞した商品1: マリンマスター プロフェッショナル
このマリンマスターは、正統派ダイバーズウォッチの外観がありつつも、その裏には大胆な進化が隠されています。新たに開発されたベゼル押さえパーツは、外見でも新規性を感じさせる重要な要素です。特筆すべきは、飽和潜水用モデルならではの高い気密性で、従来必要とされていたヘリウムガスのバルブが不要な設計となっています。この設計により、時計は非常に優れた耐久性を誇り、安全性も確保されています。
審査委員の評価コメント
時計は機能性だけでなく、審美性も兼ね備えています。深海をイメージした静かな青色の文字盤は、堅牢性を保ちながらも美しさを演出し、また新規性を実現しています。これにより、使用者には信頼感と満足感が得られることでしょう。
担当デザイナーのコメント
デザイナーは、「ヘリウムガスエスケープバルブが不要な構造を実現したことで、さらなる自由度を持ったデザインが可能になった」と語っています。また、ケースの自由度から生まれた美しい外観には、細部にわたる工夫がされています。全体のシルエットがスッキリとした印象で、着用時に外れるリスクも軽減されています。
受賞した商品2: セイコー パワーデザインプロジェクト コレクション1
このコレクションは、従来の腕時計の概念を覆すデザインが特徴です。ジュエリーのようなブレスレット風のシルエットは、時間を確認するだけではなく、着用すること自体が楽しめるアイテムとなっています。デザイナーは、男女問わず装着できることを目指し、アクセサリー感覚でデザインしたと説明しています。
デザインと機能性の両立
このコレクションは、腕時計としての機能性を維持しつつも、主張しすぎないデザインにし、どんなシーンでも使えるスタイルに仕上げられています。
受賞した商品3: セイコー ソーラー電波掛時計 SF245W
ソーラー電波掛時計は、公共の場に最適な設計で、電池交換なしで使用できるためメンテナンスも容易です。視認性を考慮し、直径41cmの大きな文字盤に加え、夜間でも動作可能な充電式バッテリーを搭載しています。シンプルなデザインながら、その実用性は抜群です。
環境への配慮
この掛時計は、足りない電池の廃棄を抑え、環境への負荷軽減にも寄与します。公共の場でも突然の落下のリスクが低く、高い視認性を追求したデザインとなっています。
お問い合わせ先
詳細に関しては、セイコーウオッチの公式Webサイトをご覧いただくか、お客様相談室までお気軽にお問合せください。