神戸に新登場！スーパー銭湯とクラフトビールの夢の共演

新たな時代を迎える神戸のスーパー銭湯

兵庫県神戸市に位置する「HATなぎさの湯」は、2025年秋を目指して新たな名称「awa awa KOBE（アワアワコウベ）」としてリニューアルオープンします。この施設は、日本初となるスーパー銭湯内にクラフトビールの醸造所を併設し、温浴施設とビールの融合を実現します。これは、地域住民にさらなる癒しの場を提供し、コミュニティとしての役割を強化することを目指しています。

リニューアルの背景

「HATなぎさの湯」は2004年に誕生し、以来、地域の心の拠り所として親しまれてきました。阪神淡路大震災を経て設立されたこの施設は、20年にわたり多様なライフスタイルに対応して成長してきました。最近の価値観の変化により、物質的な豊かさから精神的な豊かさへとシフトしている中、このリニューアルは新たな時代のニーズに応えるものと位置付けられています。

近年、「モノを所有すること」が価値であるという認識が薄れ、時間の使い方が重要視されるようになりました。この流れの中で、awa awa KOBEは「ととのう」温かく、人々が自分らしく居られる空間を提供します。単なる温浴施設ではなく、新たなサードプレイスとして、お客様がリフレッシュできる環境を整えています。

施設の新しいポイント

このリニューアルでは、いくつかの新しい要素が加わります。まず、施設名称とロゴが一新され、「awa awa KOBE」と名付けられ、湯けむりとビールの泡がテーマとなっています。これにより、来場するすべての方々に親しみやすく、温かみのあるイメージを持たせることを目指しています。

クラフトビール醸造所の併設

特筆すべきは、館内に新設されるクラフトビール醸造所「PAINT PALETTE BREWING」です。ここでは、ブリュワーの戸上将吾氏が手掛ける多彩なクラフトビールが楽しめる予定です。工房ではビールの製造だけでなく、湯上がりにできたてのビールを楽しむためのタップルームも併設され、訪れた人を待っています。

シェアスペースの充実

また、個々のニーズに応えるためのシェアスペースも新たに設けられ、自分の時間を大切にしたい読書やデスクワークが行える環境が用意されています。Wi-Fiや充電器が完備されているため、仕事や学びの場としても利用できます。

露天風呂とサウナエリアの進化

リニューアルにあたっては、露天風呂エリアも拡充され、空を見上げてリラックスできる特別な空間が整備されます。また、プライベートサウナも新設され、家族や友人との時間を独占的に楽しめる贅沢な環境が提供されます。深い水風呂と外気浴スペースも完備され、身体をほぐす空間となります。

清掃への取り組み

訪れるお客様が安心して利用できるよう、浴室内や脱衣スペースの清掃体制も強化されます。快適で清潔な空間を提供するために、細部にわたり見直しを行い、さらなるサービス向上に努めています。

まとめ

「awa awa KOBE」は、神戸市内で心身を癒すだけでなく、親しい人と楽しい時間を過ごすための新たなスポットとして進化します。2025年のオープンに向けて、多様な域内外のニーズに応えることを目指し、地域に根ざした複合施設としての役割を果たしていくことでしょう。訪れることが楽しみな、また「毎日行きたくなる」場所として、新しい発見や体験が待っています。解放的な時間を共有し、心地よいひとときを過ごせる場をぜひ体験してみてください。