近藤太香巳、SBIネオメディアHD副会長に就任し新たなメディア戦略を展開

最近、株式会社NEXYZ.Groupの代表取締役社長である近藤太香巳氏が、SBIネオメディアホールディングス株式会社の副会長に就任したことが正式に発表されました。近藤氏は、SBIホールディングスの連結子会社である同社で、エンターテインメントおよびメディア戦略において重要な役割を果たすことが期待されています。

SBIネオメディアHDは、プラットフォーム、知的財産、タレント、最新技術、制作機能を組み合わせることを目指して設立されました。この新しいネオメディアのエコシステムは、コンテンツの発掘、拡散、さらには投資の一体化を図ることで、SBIグループの強みを生かしたモデルを構築する狙いがあります。金融データ、顧客基盤、デジタル技術を活用し、国内外での展開を進めていく予定です。

近藤氏は、副会長就任にあたって、まずはSBIグループの広告管理体制の見直しに着手します。不透明な時代において、社内での効率化とノウハウの内製化を重視した「ハウスエージェンシー機能」を整備する方針を打ち出しました。これにより、外部パートナーシップに頼らず、企業の独自性を高めた広告戦略が実現されるでしょう。

また、近藤氏は世界の魅力ある企業との連携やコンテンツの獲得、企画・制作を進めることで、高付加価値の収益モデルを推進する意向を示しました。これによって、SBIネオメディアHDは、各種プラットフォームやメディアへの展開を図ります。

さらに注目的是、地方自治体や地域メディアとのコラボレーションによる地方創生プロジェクトにも力を入れることを表明しました。地域金融機関との共創による「第4のメガバンク構想」との連携が新たな社会インフラを生み出す鍵となるでしょう。

近藤氏は、これまでもSBIグループの北尾吉孝氏と共に、フジテレビの経営改革に向けた提言やメディア戦略を練ってきました。新しい副会長として、これまでの経験と知識を生かし、「メディア・IT・金融の融合」を進める意欲を見せています。NEXYZ.Groupの企業理念である「まだない常識を、次のあたりまえに。」を実現するために、近藤氏はこれまでの成功をさらに広げていくことでしょう。