柳川流鏑馬2023、古の伝統と共に蘇る感動の祭り
令和7年3月30日(日)、柳川市内の三柱神社で行われる「柳川 流鏑馬」は、百戦錬磨の武将・立花宗茂公を祀る神社での伝統行事です。この流鏑馬は、古来より疫病退散や五穀豊穣を祈願して行われてきた神事であり、江戸時代から続く歴史深い祭りです。特に柳川藩での流鏑馬は、嘉永2年の記録によると、すでに三柱神社で行われていたことがわかります。
近年、流鏑馬行事は平成の御代に復活し、多くの観光客や地元の皆さんに愛されてきました。そして今年は、約3年ぶりに『小笠原流 流鏑馬』の宗家・源長統氏をお招きし、伝統的な流鏑馬を再現。約300メートルの馬場を設け、勇壮な射手たちが矢を放つ光景が展開される予定です。
特別なイベントも盛りだくさん
流鏑馬だけでなく、この日のイベントには様々な催しがあります。12時からは、ジュリアード音楽院を卒業し、国際舞台で数々の賞を獲得したヴァイオリニスト・大曲翔氏による奉納演奏が行われます。彼の演奏は、流鏑馬の華やかさを一層引き立てることでしょう。
また、イベント会場には複数のキッチンカーも出店予定で、地域の美味しい料理やスイーツを楽しむことができます。これにより、家族や友人とともにこの特別な日を満喫することができます。
開催概要
- - 日時:令和7年3月30日(日)
- - 開催場所:三柱神社
- - スケジュール:
- 11:00:開場、受付開始
- 12:00:ヴァイオリン奉納演奏
- 13:00:流鏑馬神事
- 13:30:流鏑馬出走
- 15:00:神事終了予定
今年からは多くの観覧者が快適に観戦できるよう、事前申し込みによる有料席の販売が行われます。S席(5,000円)、A席(3,000円)、B席(1,000円)の各座席が用意されており、快適に流鏑馬を楽しむことができます。なお、カメラマンエリアも設けられる予定です。
また、「当り的」も頒布され、流鏑馬によって命中した的は縁起物として訪れた人々に人気です。これを手にすることで、勝負運や家内安全を祈願することができます。
美しい夜桜も楽しめる
加えて、3月20日から4月16日までの期間中、三柱神社では桜祭りが開催され、夜間のライトアップも実施されます。静寂に包まれた夜桜は、訪れる人々に癒しを与え、この季節限定の特別な体験を提供します。ぜひ、この美しい桜を見に訪れ、神社での特別なお花見を楽しんでいただきたいものです。
このように「柳川 流鏑馬」は、伝統の流鏑馬と共に多彩なイベントが同時に楽しめる、魅力あふれる祭りとなっています。春の訪れと共に、歴史と文化に触れる素晴らしい一日を、ぜひ皆さんも体験してください。