KPMG SEKAI CROSSE 2025 - 新たな幕開け
2025年3月、日本で初めての本格的なラクロス国際大会「KPMG SEKAI CROSSE 2025」が開催される。この大会は、ラクロス界の先駆者であり、日本初のプロ選手でもある山田幸代が主催する株式会社Little Sunflowerによって企画されたもので、スポーツと教育を通じて国際交流を促進することを目的としています。
大会概要
日時と場所
- - 大会日程: 2025年3月13日(木)及び15日(土)
- - 開催地: 大井ホッケー競技場サブピッチ、富士通スタジアム
注目すべきポイント
この大会の最大の見どころは、男女のUSAプロリーグオールスターチームと南オーストラリアのオールスターチームが日本に集結し、世界最高峰クリエイターたちが激突することです。ラクロスは時速160kmを超える高速シュートが飛び交う「地上最速の格闘球技」と呼ばれ、2028年のロサンゼルス五輪では公式競技として復活することが決定しています。これに伴い、ラクロスの人気が急上昇中であり、特に日本においては約13,500人という競技人口を誇り、2022年には代表チームが銅メダルを獲得しています。
学生主体の運営
本大会には100名を超える大学生実行委員が企画・運営を担当しており、これは日本では非常に珍しい取り組みです。学生たちは企業の協賛獲得やチケット販売、当日の運営に至るまで多くの経験を積んでおり、将来的にスポーツ業界を担う人材の育成にも寄与しています。彼らは毎晩遅くまでミーティングを重ねながら、より良い大会を作るために努力しています。
ダイバーシティの推進
大会運営に合わせて、D&I推進部が活動を行い、多様性の重要性を学ぶ機会を提供しています。性別、国籍、文化の違いを超えて、全ての選手が競技できる場を提供していることが、他の大会との大きな違いです。これにより、ラクロス界でもっと多くの人々が集まり、一つの趣味や情熱を共有できる場が生まれています。
大会の未来への影響
大会後には、招聘したオールスター選手たちが近隣の小学校を訪問してラクロスの魅力を伝えるイベントが実施される予定です。これにより、日本の子どもたちがラクロスや国際交流の楽しさを体験できる機会が増えると期待されています。また、将来的には2026年に日本で開催される世界選手権に向けた期待が高まる中、選手たちは世界基準の技術を磨くことが求められています。
結論
KPMG SEKAI CROSSE 2025は、ラクロスの新たな未来を切り拓く重要な大会となるでしょう。学生たちの挑戦そして成長、さらには世界のトッププレイヤーとの競演が、新たなラクロスの魅力を引き出すことを期待しています。今後、この大会に注目して日々の進行状況をチェックしていきましょう。