音楽教育の新展開
2025-08-29 15:35:02

ベトナムの音楽教育を革新する学研とヤマハの共同プロジェクト

ベトナムの音楽教育を革新する学研とヤマハの共同プロジェクト



2025年7月28日、株式会社学研ホールディングスのグループ会社、アイ・シー・ネット株式会社とヤマハミュージックベトナム(YMVN)が提携し、ベトナムでの幼児向け音楽教育カリキュラムの展開を発表しました。この取り組みは、ベトナムの幼児教育に音楽の要素を取り入れ、子どもたちの感性や表現力、協調性を育むことを目的としています。

幼児教育に音楽文化を根付かせる試み



この共同プロジェクトは、音楽文化を広めたいというYMVNの熱意と、学研が提供するGakken STEAM Program(GSP)の教育理念が結びついたものです。今回新たに、より多様な学びを通じて幼児たちを支援するために音楽教育が加わります。対象年齢は3歳から6歳で、年間契約にて講師を派遣し、通常の保育時間を利用して授業を行います。これにより、子どもたちが自身を表現し、音楽を通じて自己を理解する機会が提供されます。

現地の声に基づく音楽カリキュラムの開発



ベトナムでは義務教育前の音楽教育が限られていますが、親たちからは「感性や協調性を伸ばす教育」を望む声が高まっています。そこで、YMVNはKiddiHubのベトナム進出支援サービスを通じて、幼稚園のオーナーや保護者に対してアンケートとインタビューを行い、実際に求められている教育内容を把握しました。これにより、現地のニーズを反映したカリキュラムが開発されました。

トライアル授業を経ての実施



集められた意見をもとに、ハノイとホーチミンにあるいくつかの幼保園でトライアル授業を実施。子どもたちは、ヤマハの講師によるライブ感満載のレッスンを通じて楽器に触れ、全身で音楽を楽しむ様子が見られました。その中で、保育士との対話や観察を通じて、現場での課題も見つかり、迅速に改善提案がなされることとなりました。

今後の展望とさらなる支援



これまでのトライアルを経て、早速新カリキュラムの導入が決まった幼保園も出てきており、2025年9月から新学期に本格スタートする予定です。また、GSPを通じて音楽教育に慣れ親しんだ子どもたちが将来的にヤマハ音楽教室に通うことや楽器を購入する流れをつくることも目指しています。この試みは、KiddiHubの顧客基盤を活用して新たな市場を創出し、多様な日系企業との協力モデルを示す好例と言えるでしょう。これにより、教育を通じた文化交流が促進されることが期待されています。

経営者のコメント



YMVNの社長、足立信彦氏は、ベトナムの教育熱が高まる中でKiddiHubとの協力を得ることは大きな力だと語っています。また、KiddiHubのCEOであるVu Van Tung氏も、ヤマハの音楽カリキュラムを取り入れることで、来るべき新たな音楽教育の形が実現できることを嬉しく思うとコメントしています。この共同プロジェクトが、ベトナムの幼児教育にどのような影響を及ぼすのか、今後の進展から目が離せません。


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