Guiano、待望の3rdアルバム『The Sky』リリース
Guianoが本日1月28日(水)、待望の3枚目のオリジナルアルバム『The Sky』をリリースしました。このフルアルバムは、前作「A」から5年の時を経ての発表で、全15曲が収録されています。Guianoは数多くのアーティストとコラボレーションや楽曲提供を行い、成長を続けてきました。その中で、彼が生み出した音楽には著しい深みがもたらされています。
空をテーマにした音楽的探求
このアルバムのテーマは「空(くう)」です。「空」の概念は、仏教における「すべてのものは本来、意味も形もなく、ただ存在する」という考え方を基にしています。Guianoはこのテーマをもとに、無意味なものと無意味じゃないもの、その中にある美しさを追求しています。この作品は、音楽を通じて“存在の美”を掬い取ることを目指しています。
収録曲の中には、既にリリースされている「ネハン」や「藍空、ミラー」に加え、しほをフィーチャーした「私はキャンバス feat. しほ」といった新曲も含まれています。また、同テーマからインスパイアを受けて書かれた短篇『表現者』も収録されており、音と言葉の響きが織り成す詩的な世界が展開されています。
ツアーとMVの公開
さらに、Guianoは2026年2月から全国ワンマンツアー「Guiano Tour 2026 -The Sky-」を開催予定です。東京、大阪、名古屋を巡り、アルバムの世界観を音と言葉で体現します。
リード曲「せかいのしくみ」のMVも本日0:00に公開されました。この曲は、アルバムの思想を最も端的に表現しており、歌詞には「無力さ」が根底に流れています。戦争や社会の問題に対するリアルな思いが、若さゆえのあきらめではなく、正面から向き合った末に生まれた誠実な絶望として響きます。
サウンドはハイパーポップの要素を持ちながらも、過剰な装飾を排し、言葉の重みが際立つように構成されています。「生きていたってしょうがない、けど」というフレーズが持つ緊張感は、聴き手に強烈な想いを残します。終盤には「それでいいよ/それで生きろ」という肯定的なメッセージが込められています。
「せかいのしくみ」は、誇り高く生きるための態度が強調されており、絶望の中でも希望を見出す姿勢が魅力です。この曲は、世界に対する絶望を抱きつつも、他者と共に生を歩もうとするメッセージが詰まっています。
アーティストとしての成長
Guianoは、もともと13歳でニコニコ動画に初投稿しボカロPとしてデビューしました。その後、数々のヒット曲を生み出し、様々なジャンルを横断する音楽性で注目を集めてきました。2020年以降は、自らの声でのパフォーマンスを選び、他アーティストへの楽曲提供やCM音楽の制作など幅広く活動しています。
まとめ
5年の年月を経て生まれた『The Sky』は、Guianoの音楽や思想の深化を示す重要な作品です。今後の全国ツアーや新たな作品リリースにも注目が集まります。初めて体験する音楽の旅が、リスナーの心に響くことを期待しています。