須磨夢幻の能と狂言
2025-09-17 10:47:41

須磨の美しい伝説が舞台に!第52回能と狂言の鑑賞会を開催

第52回 能と狂言の鑑賞会 -須磨夢幻vol.2-



2025年10月4日(土曜日)、東京都の国立能楽堂にて、待望の『第52回 能と狂言の鑑賞会 -須磨夢幻vol.2-』が実施されます。このイベントは、兵庫県神戸市の美しい須磨をテーマにした能楽と狂言が楽しめる貴重な機会です。

この鑑賞会では、著名な能楽師や狂言師が一堂に会し、それぞれの持ち味を生かした演目をお届けします。まず、壱作の舞台を飾るのは、能楽師シテ方観世流の坂 真太郎氏です。彼は初めての挑戦となる能『玄象』の主役を務めます。物語の舞台は、歴史的な背景を持つ村上天皇であり、そのスケールの大きさに期待が寄せられています。

また、坂氏と共に舞台に立つのは、観世会で活躍する武田文志師。彼が担う「ツレ・藤原師長役」は、作品の中で非常に重要な役どころです。このコラボレーションもファンには見逃せないポイントです。

さらに、能楽界の人間国宝、野村万作師が登場します。彼とその息子、萬斎師は、『薩摩守』という狂言で親子共演を果たし、須磨の浦の伝説的な物語である「平忠度」にちなんだ内容で観客を魅了します。

この日の舞台では、他にも『敦盛』『松風』『須磨源氏』といった仕舞が披露される予定です。これらの演目は、すべて須磨に関連した作品であり、観客はその独自の美と魅力を堪能することができます。

公演は正午から始まり、午後1時に開演します。上演時間は約3時間を予定しており、途中に行われるお話も見どころの一つです。その冒頭には、林望先生による「須磨の浦に去来するもの」という楽しいお話が用意されています。彼のわかりやすい解説が、観客にとってこのイベントをさらに楽しむきっかけとなることでしょう。

公演の詳細情報


  • - 日時: 2025年10月4日(土)
  • - 場所: 国立能楽堂(東京都 渋谷区 千駄ヶ谷 4-18-1)
  • - チケット:
- 正面席:8,500円
- 脇・中正面席:6,000円
- 学生GB席:2,500円(カンフェティ限定・1,000円割引)

チケットはすでにカンフェティにて販売中です。特に学生割引を利用すれば、より多くの人がこの伝統的な芸能に触れることができる素晴らしい機会です。

鑑賞会を通して、須磨の美しい風景と歴史を感じつつ、日本の伝統文化を存分に楽しんでください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


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