クセ強ヒーローの魅力
2025-05-20 10:46:50

クセのない俳優が魅せる、クセ強ヒーローの魅力とは?

クセのない俳優が魅せる、クセ強ヒーローの魅力とは?



スーパー戦隊シリーズ50周年を迎えた今、毎週日曜日の午前9時30分にテレビ朝日系で放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』。今作では、指輪に選ばれた5人の戦士たちが、自らの願いを叶えるために時には争い、時には共闘しながら悪の軍団に立ち向かう姿が描かれています。全く新しい関係性であるライバル同士の戦隊メンバーに加えて、個性あふれるキャラクターたちの魅力が詰まったこの作品は、放送開始以来、多くの話題を呼んでいます。

その中でも特に注目されているのが、変わり者のキャラクター「暴神竜儀」を演じる俳優の神田聖司です。暴神は、巨神テガソードの熱心な信者として、自らの信念を貫く姿が印象的で、無邪気な天然キャラでありながらも、常人を超える怪力を持つというユニークな個性を持っています。しかも、実は超お金持ちのお坊ちゃんという一面もあり、そのキャラクターは多様性に富んでいます。

中学生時代、夢に挑む勇気がなかった彼



神田聖司は千葉県に生まれ、兄2人と妹1人の4人兄弟の中で育ちました。小学1年生の頃から兄たちの影響を受けて野球を始め、テレビよりも野球中心の生活を送る中、ふとしたきっかけでドラマ『野豚をプロデュース』に出会います。その作品に興味を抱いた彼は、漠然とではありますが、芸能界に興味を持つようになりました。しかし、実際に挑戦をすることはなく、中学時代は野球部に専念し、キャプテンとしての責任感から練習を続けました。

ある日、遊園地での遊びの最中に大手芸能プロダクションからスカウトされ、将来を考える機会が訪れましたが、父からの厳しい質問に対して、彼は自分の不安が勝り、そのチャンスを手放してしまいました。この経験は彼の心に深く残り、後の人生に影響を与えることになります。

大学生時代、自分の夢を見つける



高校時代に入ると、神田はバスケットボール部に転向し、楽しい高校生活を満喫します。しかし、将来的な進路を考えた時、「人に何かを教えるのが得意だから」と、特に熱い思いもなく教育学部に進学しました。しかし、大学4年生になり、卒業を控える中で、自らの夢について真剣に考え始め、「中学時代に諦めた俳優の道にチャレンジしなければ後悔する」と決心しました。

彼は、1年間の猶予をもらい、教員の道を封印して俳優を目指すことを決断します。母が大切に保管していた中学生時代のスカウト名刺が、今度は彼の再出発の大きな手がかりとなりました。

苦悩の日々と覚悟



神田は多くの応募を行うも、年齢がネックとなりたいへんな思いをしましたが、唯一連絡をもらった株式会社キューブでオーディションに合格。俳優人生をスタートさせました。しかし、初めの頃は思うように結果が出ず、新人時代は役名なしのアンサンブルからのスタートでした。忍耐強く活動し、人気作品『ハイキュー』にも出演しましたが、インパクトのあるキャラクターではなく、成長が感じられない日々が続きました。

そんな中、神田は次第に自分の個性を模索し、演技力を磨くための努力を惜しむことなく続けました。しかし、コロナ禍により仕事が激減し、自ら絵を描くことを始めるなど自己成長に努めます。ついに2022年にはフジテレビのドラマ『てっぱち』で、名前のある役に出演し、次第に自信を持つようになりました。

ヒーローの座を掴んだ瞬間



そして彼が挑戦したのが、現在出演する『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のオーディションでした。これまでの経験を最大限に活かし、自由に楽しみながら受けた試験で見事に合格。その年齢は31歳、若いメンバーに囲まれる中で彼は自身の存在感を示すことができました。

神田は、今の生活を「刺激的で充実している」と語り、日々の撮影に全力で取り組んでいます。「自分はできることを精一杯やるだけです。暴神というクセのあるキャラクターを演じるのは楽しいです」と笑顔で語る彼の姿からは、夢に向かって努力し続ける熱意が感じられます。

現在、若い世代にヒーローとして憧れられる存在になりたいという思いを抱きながら、日々成長を続ける神田聖司。この先、どのような新たな道を切り開いていくのか、彼のチャレンジから目が離せません!

番組情報


「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」\
テレビ朝日系:毎週日曜午前9:30〜10:00\

【関連 URL】\
テレビ朝日番組 HP\
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー東映公式 X\
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