劇的勝利！福岡がブザービーターで九州ダービーを制す

勝利を導いた劇的な一投

2025年12月12日、福岡の照葉積水ハウスアリーナで行われたB2リーグの九州ダービーは、福岡ライジングゼファーと鹿児島レブナイズの対戦でした。この試合は、福岡が81-79で勝利を収め、劇的なブザービーターで勝負を決めました。

試合のスタート

試合が始まると、福岡は早速鹿児島に圧力をかけられます。最初のクォーターで鹿児島の#14兒玉選手に3ポイントシュートを許し、続いて#22シャーマ選手のダンクシュートが炸裂。苦しい立ち上がりとなりましたが、福岡の#34アギラール選手が力強いダンクで反撃します。さらに#8青木選手の立て続けの3ポイントシュートが決まり、福岡は流れを引き戻し始めました。

前半の攻防

試合は一進一退の攻防が繰り広げられ、福岡は何度も逆転を許しながらも、#33加藤選手の俊敏な動きと、#5リード選手のリバウンドで抵抗します。特に#8青木選手は前半に4本の3ポイントシュートを決めるなど、素晴らしい活躍を見せ、福岡は8点リードでハーフタイムを迎えました。

後半の展開

後半が始まると、#7西川選手が300本目の3ポイントシュートを決めて盛り上げます。しかし、福岡はターンオーバーやファウルの影響で流れを掴めず、逆転を許してしまいます。最後のクォーターに突入する頃には、試合は緊迫した状況になりました。

最終クォーター

福岡は残り1分28秒で、リード選手が3ポイントシュートを決め、同点に追いつきましたが、直後に鹿児島に勝ち越しを許します。勝負の行方がわからない中、残り39秒でリード選手が再び3ポイントを決め、逆転。しかし、鹿児島の#34遠藤選手の3ポイントシュートが決まり、再び同点に。

そして迎えた試合の最後、村上選手が放ったシュートは一度リングに弾かれるも、再び跳ね返り、しぶとくリングに入る。ブザーが鳴る瞬間、勝利の一投が決まった瞬間でした。