2025年の動画配信市場規模が6,000億円超え
2025年の定額制動画配信市場は、前年比14.3%増の6,017億円に達する見込みです。これは、消費者が各種定額制動画配信サービスに支払った総額を指し、広告収入は含まれません。この市場は、コロナ禍による急激な成長から一時期鈍化傾向が見られましたが、2024年には前年比4.1%の成長を記録した後、2025年に再度の加速が期待されています。
その成長の背景には、契約者数の増加だけでなく、ユーザー単価の上昇や1人当たりの利用サービス数の増加があります。特に、Netflixが24年10月から値上げを行ったことや、Prime Videoが新たに広告なしプランを提供することによって、各サービスの料金改定が進み、利用者1人当たりの支出が増加しました。このように、ユーザーが複数のサービスを利用する傾向も生まれ、平均サービス利用本数は前年の1.8から2.0へと上昇しています。
Netflixの独走と増加する競争
2025年の定額制動画配信サービス市場シェアでは、Netflixが27.1%のシェアを獲得し、7年連続で首位を維持しています。これは前年と比べて5.6ポイントの増加で、同社の過去最高のシェアとなりました。次に位置するのはU-NEXTで17.1%、さらにその後に続くのがPrime Videoで12.1%となっています。
ユニークな点は、サービス別に前年からシェアを拡大したのが、Netflix、TELASA、FOD、DMM TVの4サービスに限られるということ。特にTELASAは前年11位から8位に躍進し、3.1%のシェアを確保しています。このように競争が激化する中で、各サービスは独自の戦略を展開しており、利用者のニーズに応じたサービスを提供することが求められています。
市場の未来予測と新たな挑戦
GEM Partnersの発表した「動画配信(VOD)市場5年間予測(2026-2030年)」レポートでは、SVODに加えて、レンタル型動画配信や動画販売の市場規模やシェアの推移についても詳細に記載されています。このレポートは、2030年までの予測を「ベース」「楽観」「悲観」のシナリオから示しており、今後の市場の動向を理解する上で必須の情報を提供します。
しかし、定額制動画配信サービスは今後も厳しい競争が続くことが予想されます。特に、ユーザーは多様なサービスを利用する傾向が強まる中、各社は魅力的なコンテンツの提供や価格戦略を模索する必要があります。今後の市場の展開を注意深く見守ることが求められます。
レポートの入手方法と会社情報
この「動画配信(VOD)市場5年間予測(2026-2030年)」レポートは、GEM Partnersによって発行されており、ダウンロード形式で提供されています。価格は日本語版が33万円(税込)、日本語版と英語版のセットが55万円(税込)です。興味がある方はぜひお問い合わせください。
会社概要
- - 会社名:GEM Partners株式会社
- - 設立:2008年3月17日
- - 代表取締役:梅津 文
- - 事業内容:エンタテイメントビジネスにおけるデータプラットフォームサービスやデジタルマーケティング、広告代理業などを手掛けています。詳細については、公式サイトをご覧ください。