新作「Wolf」登場
2026-09-03 14:42:54

独立時計師コンスタンチン・チャイキンが贈る新作「Wolf」

独立時計師コンスタンチン・チャイキン、新モデル「Wolf」の登場



コンスタンチン・チャイキン(Konstantin Chaykin)が手掛ける腕時計シリーズ「Wristmons」に、新しいメンバーが加わりました。その名も「Wolf」。この新作は、東アジアの文化に根ざした象徴である狼をモチーフにし、古来より祖先や導き手とされてきた存在を腕時計に表現しています。

「East」コレクションの第2弾



「Wolf」は、シリーズの第二弾として発表されました。この作品は、2018年から7年間の構想を経て形になったものであり、独自の情熱が込められています。前作である「Panda Titanium」が2025年のGeneva Watch Daysで登場した後、「Wolf」がその続編として輝かしい舞台に立ちました。さらに、2029年には「Tiger」も発表される予定で、コレクターたちは全てのキャラクターを揃えることで特別なモデルを手に入れるチャンスを得ることができます。

狼の魅力と遊び心を融合



この時計の最大の特徴は、そのユニークなデザインと機能にあります。まず目を引くのは、文字盤の大きな目が時刻を表示する仕組みで、左目が時を示し、右目が分を表しています。狼の目の鮮やかな虹彩は驚異的な存在感を放ち、見る人の心を惹きつけます。そして、開いた口の中に現れる「満月期間表示」がこの時計の特徴的な機構です。従来のムーンフェイズ表示とは異なり、この機能は満月前後にのみ月を表示します。

独特なデザインと仕上げ



「Wolf」のデザインの中で特に注目すべきは、狼の耳を模した上部ラグのデザインです。細長く尖った形状は、キャラクターの一部として巧妙に組み込まれています。また、文字盤には複数の仕上げ技法が用いられ、毛並みを再現する工夫が施されています。波状のギヨシェ模様や幾何学的なレリーフは、美しさと同時に狼の特性を強調する役割を果たしています。

熊獣から月の変遷を感じる



満月の前日、狼の口の中に月が現れ、満月当日にはその姿がはっきりと浮かび上がります。満月が過ぎると、ディスクは瞬時に初期位置に戻る仕組みです。このユニークなメカニズムは、Joker-indicationモジュールの再設計によって実現されました。時計内には111の部品が組み込まれており、スイス製のムーブメントを基にした自動巻きのK.18-28キャリバーが搭載されています。

結論



この「Wolf」は、コンスタンチン・チャイキンが独立時計師として持つ遊び心と技術力を兼ね備えた一品です。黒や銀を基調とした色使いの中に、白い牙や暗赤色の口内が存在感を際立たせます。「Wolf」はただの時計ではなく、文化と物語が交差するアートピースなのです。


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