LINNの革新と50年の歩み
スコットランドに本拠を置くオーディオメーカー、LINNが50周年を迎え、新製品「SELEKT DSM : Classic Hub」を発表しました。このミュージックプレーヤーは、2018年から展開されている「コンフィギュラブル」の理念を基にしたスタンダードモデルであり、ユーザーのニーズに合わせて仕様を選択可能です。
新たな「SELEKT DSM : Classic Hub」の特長
リニューアルされたClassic Hubは、面積が約2倍になったディスプレイが特徴です。これにより、より鮮明でスムーズな視覚体験を提供し、操作感も向上しました。また、強化されたエンクロージューのデザインも見逃せませんが、特に注目すべきは内部の回路基板です。上級機「Edition Hub」と同等のものを搭載しており、音質面での大幅な向上を実現しています。
このClassic Hubは、ストリーミング音楽だけでなくレコードプレーヤーの接続にも対応し、高音質なサラウンド再生を楽しむことができます。そのため、音楽愛好家にはたまらない選択肢が揃っています。価格は約1,705,000円(税込)から始まり、高品質な音楽体験を提供する製品として注目されています。
50周年記念イベントの開催
新製品発表にあたり、LINNは11月28日に特別なイベントを開催しました。東京赤坂にある世界最高のバスタブブランド「HIDEO」のショールームに集まった特約店や建築家などのビジネスパートナーとともに、LINNの創業からの50年を振り返る貴重な時間となりました。LINNの代表であるギラード・ティーフェンブルン氏や他の主要メンバーと直接触れ合う機会も設けられ、参加者の熱気に包まれました。
このイベントでは、未来の「生活と音楽との関わり」について共に考える場が提供され、LINNの強いパッションが伝わってきました。YouTubeでは「LINN 50th anniversary party」の模様が公開されていますので、ぜひご覧ください。
新たなフラッグシップスピーカー「360」
さらに50周年を祝う新製品として、革新的なフラッグシップスピーカー「360」も発表されました。このスピーカーは、これまでにない明瞭さとリアリズムを実現し、驚きの音質を提供します。360は最新のデジタルプロセッシングシステムを基にしており、高級感あるデザインとともに非常に低いディストーションレベルが特徴です。
キャビネットは、スコットランド・グラスゴーを意識したデザインが施されており、多彩なカラーバリエーションから選ぶことができます。価格は約20,900,000円(税込)からで、音楽を愛する人々には欠かせないアイテムとなるでしょう。
LINNについての理解
LINN Products Ltd.は1973年にスコットランドで創立され、ターンテーブル「SONDEK LP12」を初めとするさまざまな製品を展開してきました。先進的な技術や高品質な製品で、音楽愛好家からの信頼を獲得し続けています。特に、ハイレゾ音源のダウンロード販売や、ネットワークプレーヤーの開発により、音楽業界に新たな風を吹き込んできました。
今後もLINNがどのような革新的な製品を生み出していくのか、目が離せません。興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトやSNSをチェックして見てください。
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