子ども食堂の新たな役割を探る特別番組が放送決定!
愛知県名古屋市を拠点とするFM AICHIでは、特別番組「変わるこども食堂~わたしたちの居場所~」が3月16日(日)19:00から放送されます。この番組は、地域に根付く「こども食堂」がどのように進化し、今どんな役割を果たしているのかを掘り下げていくものです。
「こども食堂」は近年、日本全国で急速に普及している取り組みです。特に、愛知県内では「こども食堂」の数が急増しており、2017年に立ち上げた「あいち子ども食堂ネットワーク」では、登録数が発足当初の40から昨年度には293にまで増えました。かつての「こども食堂」は、貧困家庭や忙しい親の支援を目的としており、主に食事の提供場所としての役割が強調されていました。
しかし、現在の「こども食堂」はその役割を大きく変えつつあります。食事の提供だけではなく、地域の住民同士が交流し支え合う場所としても機能し始めています。この変化は、孤食や孤立を防ぎ、地域全体の絆を強める重要な要素となっています。番組では、名古屋市中区に位置する「新栄1こども食堂」の活動に焦点を当て、その実際の取り組みを紹介します。
番組のパーソナリティは、元TBSアナウンサーの佐藤渚さんです。佐藤さんは、現在FM AICHIの「FRIDAY MAGIC」という生ワイド番組を担当しています。彼女は「新栄1こども食堂」でボランティア活動をしながら、子供たちやボランティア仲間、関係者たちの生の声を直接聞く機会を設けました。これにより、こども食堂が地域社会でどのように運営され、どんな人々が支えているかを深く理解することができました。
この特別番組では、第一線で活動するボランティアたちのリアルな思いや、子供たちに対する温かい想いをインタビューを通じてお届けします。また、どのように地域の人々が集まり、絆を深めているのかを伺いながら、聴取者にとっての「居場所」とは何かを考えるきっかけとなることでしょう。
「こども食堂」は、単なる食事提供の場所を越えた存在として、地域コミュニティにとって欠かせない存在になりつつあるのです。この番組を通じて、皆さんも地域の支え合いや絆づくりに改めて目を向けてみてはいかがでしょうか。
番組の放送は3月16日(日)19:00からの1時間です。ラジオのほか、スマートフォンアプリ「radiko」を使えば、放送後1週間以内であればタイムフリー機能を利用して、無料で再生することが可能です。この機会にぜひお聞き逃しなく!
番組概要
- - タイトル:変わるこども食堂~わたしたちの居場所~
- - 放送日時:2025年3月16日(日)19:00~20:00
- - パーソナリティ:佐藤渚(FM AICHI「FRIDAY MAGIC」パーソナリティ)
- - 提供:ブラザー工業
- - 放送局:FM AICHI(名古屋 FM80.7MHz / 豊橋 FM81.3MHz)
番組のradikoへのリンクは
こちら。詳しい情報は radiko の公式サイトでご確認ください。