2025年11月、舞台『素敵なカミングアウト2025』が新しいキャストで再演されることが決定しました!本作は2019年の初演以来、多くの観客に愛され続けてきた作品であり、2019年の初演を経て、2022年、2024年にも再演が行われてきました。そして、2025年には新たに魅力的なキャスト陣を迎え、家族の絆をテーマにした感動のストーリーが繰り広げられます。
舞台の中核をなすのは、苫米地家の家族間の誤解や偶然から生まれる絆です。物語は、母親を亡くした苫米地家が久しぶりに集まるシーンから始まります。父親の再婚話が発端となり、家族が集まるホテルのラウンジで、思わぬタイミングで父親が自身の同性愛についてカミングアウトすることになります。これにより、子供たちは大混乱に陥り、家族間でさまざまな秘密や想いが交錯していきます。彼らはそれぞれの感情をぶつけ合いながらも、真のコミュニケーションと理解が生まれていく様子が描かれています。
再演の主演には、三浦海里が次男の苫米地次郎役、そして父親役には名バイプレイヤーのモロ師岡、長男役には数多くの映画・舞台で活躍する塩谷瞬が決定しました。そのほか、舞台『アイ★チュウ』や『MANKAI STAGE「A3」』シリーズに出演する佐藤淳、K-POPグループTRITOPS*のイ・ウゴン、そして多才な碕理人もキャストに名を連ねています。魅力的なキャスト陣とともに、舞台は新たな演出を迎え、観客に深い感動を届けることでしょう。
脚本を手がけるのは田中大祐で、彼の豊富な経験が今作にも生かされています。また、演出は坪井彰宏が担当し、彼の独自の視点で新しい風を吹き込むことで、より一層進化した舞台になることが期待されています。演出にあたって坪井は「人間の温かさが伝わるように大事に演出したい」とコメントしており、その言葉からも彼の作品への深い愛情が感じられます。
作品のテーマは、家族の誤解や心のすれ違いから生まれる笑いと感動です。家族という特別な絆の中にある愛や理解の不完全さを、スピード感満載で描かれます。観劇後には、自分自身を見つめ直す機会を与えてくれ、おそらく家族に対する温かい気持ちを再確認できることでしょう。この感動的なコメディを観ることによって、観客は笑ったり泣いたりしながら、心が温まる体験を得られるはずです。
公演は2025年11月21日(金)から11月24日(月・祝)まで、浅草・花劇場にて行われます。チケットは一般発売に先駆けて、主催者先行受付が2025年10月1日(水)17:00よりスタートします。詳細は特設サイトで確認できます。
この舞台は、ただのエンターテインメントにとどまらず、家族の大切さを改めて考えさせてくれる作品です。ぜひ、大切な人と一緒に『素敵なカミングアウト2025』を観て、笑いと感動を満喫してください。