手話のまち芸術祭
2025-04-30 12:36:39

杉並で開催される「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」新プログラム発表

東京国際ろう芸術祭2025の魅力



2025年11月6日から9日にかけて、東京都杉並区にある座・高円寺を中心に「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」が開催されます。この国際的な舞台芸術フェスティバルは、手話や視覚言語をテーマに構成され、世界中から多様なパフォーマンスが集まる場となります。主催は一般社団法人日本ろう芸術協会で、代表理事はろう者である牧原依里氏が務めています。

第一弾プログラムの内容


今回発表された第一弾のプログラムには、手話を使った独自の演出が特長のノンバーバル演劇や、アメリカ発の即興手話バトル「SIGN SLAM」が含まれています。これらは、聴者とろう者がともに参加できる多彩な内容で構成され、手話およびろう文化の魅力を幅広く伝えます。カンパニーデラシネラの小野寺修二氏が演出を務める作品も注目の一つです。

また、国際手話、日本手話、日本語が交じる体験型演劇や、阿波踊りを取り入れたパフォーマンス等、一つの表現形式にとどまらず、さまざまな文化の融合に挑む作品が多く用意されています。

地元杉並区の期待


杉並区の岸本聡子区長は、手話文化の普及のためには、手話言語条例の施行が重要なきっかけになったと述べています。この芸術祭は、手話に親しむ機会を提供することで、ろう者や難聴者が社会に参加できる場を広げることを目指しています。多くの人々に、視覚的かつ体験的にろう文化に触れる機会を提供し、理解を深める場として芸術祭が期待されています。

プログラムの詳細


プログラムには、オープニングセレモニーから始まり、異言語イマーシブシアター「交差」、レクチャーパフォーマンス「マーク・オブ・ウーマン」、さらには演劇「オン・ザ・エッジ」や「終着駅への軌跡」といった新たな試みが含まれています。特に、異言語イマーシブシアターでは、観客が物語に没入し、参加するという革新的な形の演劇が展開されます。

また、パネルディスカッションやトークイベントも行われ、手話の未来について多角的な視点が提供される場となります。これに加え、国際的な手話バトル「SIGN SLAM」では、表現力豊かな手話パフォーマンスが競い合い、観客がその場で優勝者を決定する参加型のイベントとなります。

チケットと今後の予定


チケットの発売は2025年5月17日から開始され、第二弾プログラムの発表も今年の夏を予定しています。芸術祭を通じて、手話とろう芸術の新たな可能性を探る試みが広がる中、多くの方に足を運んでいただきたいイベントです。

この機会に、ぜひ手話文化に触れることで、新たな発見や感動を体験してみてはいかがでしょうか。共に参加し、手話の美しさと深さを感じる場となることを期待しています。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。


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