時を超えた美しさ。ジラール・ペルゴの新作ロレアートインフィニットグレー登場

ジラール・ペルゴが贈る新たなアイコン『ロレアートインフィニットグレー』

スイスの名門時計ブランド、ジラール・ペルゴから新作『ロレアートインフィニットグレー』が登場しました。1975年に発表されたロレアートシリーズは、高級時計の象徴として多くの人々に愛されてきたモデルです。今回の新作も、その伝統を踏襲しつつ、現代的な美しさを表現しています。

エレガントなグラン・フーエナメルダイヤル

この新作の最大の特徴は、独特の深みを持つグレーのグラン・フーエナメルダイヤルです。この技術は非常に高度で、美しい青みがかったグレー色合いが魅力的です。エナメルは、シリカや酸化鉛、その他の材料を絶妙な比率で混ぜ合わせ、その後焼成することで色合いを引き出します。焼成は、約800℃で数回行われ、その結果として得られるダイヤルは非常に美しく、時を経ても色褪せることはありません。

この新しいダイヤルは、サンレイ仕上げのフランケダイヤルにより、さらに高い輝きを放っています。エナメルは、その特性から、ダイヤルに深みと微妙な色の変化を引き出し、一つとして同じものが存在しない点が特に魅力的です。

洗練されたデザイン

ロレアートの基本デザインもあくまで忠実に守られています。トノー型ケースの上に円形の台座、そして特徴的な八角形のベゼルが美しく調和し、光を取り入れた際に多様な表情を見せます。ステンレススティールケースのポリッシュとサテン仕上げが交互に施され、その複雑なデザインを際立たせています。

ロレアートは着け心地の良さでも知られており、スリムなラインと一体型ブレスレットが特徴です。時計の秒針には、全体のデザインを引き立てるためにゴールドブリッジにインスパイアされたカウンターウェイトが配置され、非常に洗練された印象を与えます。

3時位置にある日付窓も、ダイヤルの配色に合わせたエレガントなデザインが施されています。これは、全体の美観を乱すことなく、必要な機能を美しく取り入れたディテールと言えます。

内部の精密さと伝統

『ロレアートインフィニットグレー』には、キャリバー GP01800が搭載されています。これは、1975年に発表されたオリジナルモデルと同じく、ラ・ショー・ド・フォンにある自社工房で構築された自動巻きムーブメントです。このムーブメントは、厚さ12.7mm、54時間のパワーリザーブを備えており、時間を正確に刻むための必要条件を満たしています。

ムーブメントは、その美しさだけではなく性能の高さも追求しています。ピンクゴールド製のローターや、鏡面仕上げのネジ、地板にはペルラージュ装飾が施されており、高度な時計製造技術の象徴です。これらの仕上げは、230年以上にわたるジラール・ペルゴの歴史と伝統を見事に表しています。

続く革新の精神

ジラール・ペルゴは、常に新しい技術とデザインの探求を続けてきたマニュファクチュールです。1791年に創業以来、30を超えるキャリバーと80の特許を持ち、時計製造のアイコンとして地位を確立しています。新作『ロレアートインフィニットグレー』は、そんなブランドの革新性と伝統を继承する重要な一作となっています。

それでは、皆さんもこの美しい時計を手に入れて、時間を優雅に刻む体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳しい情報は、ジラール・ペルゴ公式サイトをご覧ください。