PK shampoo ファイナル
2026-07-21 19:24:20

PK shampoo tour 2026 -Planet Parade- 大成功のファイナル公演レポート

PK shampoo tour 2026 -Planet Parade- ファイナル公演レポート



PK shampooが2026年7月17日、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて、待望の全国ツアー「PK shampoo tour 2026 -Planet Parade-」のファイナル公演を開催しました。今回のツアーは、メジャー3rd EP『尊い偽星』を引っ提げて行われ、全国7都市を巡る壮大な旅となりました。6月14日の福岡から始まり、さまざまなアーティストとの共演を果たしながらついに東京公演に辿り着きました。特に、このファイナル公演は他の公演と異なりワンマンライブとして行われ、ファンの期待も最高潮です。

ツアーのテーマである『尊い偽星』に込められた意味を基に、メンバーのヤマトパンクス(Vo/Gt)は「本物より質の高い偽物が存在する」という理念を語っています。これは、PK shampooが自身の活動を表現するものでもあります。今まで届かない場所へ向けて手を伸ばし続ける姿勢が、このバンドの真髄と言えるでしょう。ファイナル公演の会場も多くのファンで賑わい、彼らの音楽を楽しむ熱気が伝わってきました。

公演が始まると、開演前のBGMにお馴染みの「ボレロ」が流れ、会場が徐々に興奮に包まれていきます。19時6分、暗転と共にメンバーが一人ずつ登場し、「還らざる光」という楽曲で幕を開けました。この曲は『尊い偽星』のリードトラックであり、2段階のイントロから始まる構成はPK shampooらしい挑戦的なスタートを感じさせます。

続いてヤマトが「PK shampooです、よろしくお願いします」と会場に挨拶し、ビートたけしのモノマネを交えつつ「天使になるかもしれない」へと繋げていきました。観客の手拍子が絶え間なく響き、合唱が巻き起こります。「このまま天使になって銀河まで飛んでいってしまおう」と言い残し「SSME」へと続きます。

MCパートでは、マネージャーからヤマトにお茶ハイが手渡されるという一幕も。前髪を自ら「いじわるな猿」と称し、笑いを取りながらリラックスした雰囲気を演出していました。メンバー同士の掛け合いも見られ、観客も笑顔に包まれる中、次第にMCは彼ら自身のストーリーやツアーエピソードへと切り替わります。

演奏された「旧世界紀行」では、過去を振り返ることへのメッセージが語られ、「新世界望遠圧縮」へと繋げる流れが印象的でした。その後、続く「翼もください」では、ギターノイズの中で独自のサウンドを展開し、観客を魅了しました。

MCの中ではツアーの思い出や、仲間とのエピソードが披露され、温かい雰囲気を醸し出します。さらに、彼らのルーツである「神様の歌」からのリフを飛び出させるシーンは、ファンにも格別のサプライズとなりました。観客の盛り上がりは増し、「善人は眠れない」へと続くなか、ヤマトの個人的なエピソードも話され、観客との距離が感じられる場面が見られました。

ライブは進み、様々な選曲の中、特に「夏に思い出すことのすべて」ではエモーショナルなサウンドが印象を残します。そこからの「Viva la fake star」への流れは、PK shampooのアイデンティティを確かに感じさせる瞬間でした。セクションごとに異なるエネルギーを披露し、観客もますます盛り上がっていきます。このファイナル公演での大きなクライマックスは、観客との一体感を生んだことに他なりません。

本編が終了し、観客からは熱烈なアンコールが起こり、再度登場したメンバーが「ひとつのバンドができるまで」を披露しました。この楽曲は、まさに彼らの成り立ちや、今までの軌跡を象徴するかのようでした。公演のフィナーレを飾る「ひとつの曲ができるまで」では、その言葉が重なり合い、再度観客との強い結びつきを感じました。PK shampooは、ここで新たなスタートを切る準備を整えたことでしょう。

これまでのツアーを通じて、彼らが選んできた道は間違えることもあったかもしれません。しかし、それをやり直しながらも一歩一歩進んできた姿勢は、賞賛に値します。ファイナル公演を無事に終えた彼らは、確かな自分たちのスタンスを持ち続け、これからの活動に期待を抱かせる夜となりました。「PK shampoo」というバンドは、偽物の星として輝き続けることを選びました。その姿は、この夜確かに強く印象付けられました。


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