ファッションで応援する特別なクリスマス「I Z A PINK CHRISTMAS® 2025」

特別なクリスマスのためのファッションチャリティ

2025年12月23日、ザ・リッツ・カールトン大阪にて「I Z A PINK CHRISTMAS® 2025」が行われました。このイベントは、乳がんの早期発見の重要性を広めることを目的としたファッションチャリティで、今年で18回目を迎えました。主催するのは、大阪に本社を置くラグジュアリーファッションのセレクトショップ、株式会社IZAです。

乳がん体験者が輝く舞台「キャンサーギフトコレクション」

この日のハイライトは、乳がんを経験した女性たちが参加する「キャンサーギフトコレクション」。24人のサバイバーモデルが、イタリアのブランド「LIVIANA CONTI」の新作を身にまとい、約1年間にわたるウォーキングレッスンを経た自信に満ちた姿を披露しました。中でも最高齢79歳のモデル、みわ子さんがトップバッターとしてステージに登場し、感動の瞬間を作り出しました。

ショーの選曲は、乳がんを乗り越えた英国人歌手、ジェシー・Jの「Living My Best Life」が使われ、参加者たちにそのメッセージがしっかりと届けられました。彼女たちの姿は、年齢や過去の経験を超えた美しさを象徴し、会場にいる観客の心を捉えました。

豪華ゲストが集結

イベントには、俳優の草刈民代や杉本彩、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」など多くの豪華ゲストも出演しました。特に草刈民代は「NINA RICCI」の素晴らしいドレスを着用し、そのウォーキングは観衆を魅了しました。

特別なコレクションの披露

また、IZAが取り扱う「N21」「Patou」「NINA RICCI」の最新コレクションが発表され、新たな日本限定のディフュージョンライン「NINA RICCI DAYS」も初披露されました。このラインは、日本の気候に合った着心地の良さや環境に配慮した素材を使用しており、すべての年齢層が楽しめるデザインを提供しています。

スペシャルトーク

イベントでは、女優の原日出子による乾杯の挨拶からスタートし、DJで着物スタイリストのマドモアゼル・ユリアやエッセイストのZutti Mattiaのトークも行われました。特にZuttiさんは、自身の過去の経験やジェンダーに関する思いを語り、自分らしく生きることの大切さについて力強いメッセージを届けました。

映画との連動

イベントはさらなる盛り上がりを見せ、IVZの代表田中タキが衣装協力した映画「お終活3 幸春！人生メモリーズ」の紹介セッションも行われました。映画のテーマと、イベントのメッセージが深く共鳴し、参加者全員が共感を持ちました。

音楽とチャリティが融合する瞬間

また、すみれのライブパフォーマンスは観客を感動の渦に巻き込み、「Jupiter」を情感豊かに歌い上げました。イベントの最後には、再び田中タキが登場し、彼女と共に「White Christmas」を心温まる雰囲気で披露しました。

チャリティの成果

毎年恒例のチャリティ抽選会では、豪華賞品が用意され、334万2000円の寄付金が集まりました。この収益は、乳がんをなくすための啓蒙活動など様々な団体に寄付されます。イベントの参加者は、こうした取り組みの重要性を再確認し、支援の意義を感じました。

大阪・関西万博との連携

会場内には、2025大阪・関西万博公式ポップアップストアもオープンし、特別なコラボ商品が販売されました。公式キャラクターの「ミャクミャク」とのコラボティーシャツは、モデルたちにより盛り上げられ、観客の目を楽しませました。

I Z A PINK CHRISTMASは、毎年ファッションを通じたチャリティの意義を強調し、今年も多くの人々に希望と夢を与える場となりました。未来に向けて、さらなる社会貢献を目指しながら、感動と喜びを届けるこのイベントは、今後も多くの支持を集め続けるでしょう。