音楽に対する苦手意識を解消する新たな教育法
株式会社ひなぎくが発行した書籍『生徒が変わる!新しいソルフェージュ指導の教科書』が、発売からわずか1カ月で重版され、注目を集めています。これは、音楽を苦手と感じる子どもたちに新たな道を示す教育法として賛同を得ている証でもあります。著者の尾島未佳氏が提唱するのは、音楽教育の枠組みを見直し、子どもたちが楽しく学べる方法を提供することです。
背景: 音楽の苦手意識
昨今、子どもの表現力や主体性が重視される傾向がある一方で、音楽教育現場では“楽譜を読めるようにする”ことや“間違えずに演奏する”ことが優先されがちです。これにより、音楽が難しいと感じさせる要因となり、結果的に“自分には向いていない”と思う子どもたちが少なくありません。
尾島氏は、こうした課題に着目し、ソルフェージュ指導を単なる音読み訓練ではなく、感性を育てる「学び」として再定義しました。彼女が14年間、延べ2万人以上の生徒に音楽を教え、培った経験から生まれた新しい方法論は、多くの教育現場で実践されています。
14年の指導から生まれた実践的メソッド
尾島氏は武蔵野音楽大学大学院でピアノを専攻し、同大学付属音楽教室で長年にわたり指導を行ってきました。この中で、現代の子どもたちとの“温度差”に気づき、音楽教育の在り方を見直すべく試行錯誤を重ねた結果、ゲーム性や身体感覚を取り入れた独自の指導メソッドを開発しました。
実際に、以前は消極的だった子どもたちが、自発的に音楽に取り組む姿勢へと変わる事例も報告されています。このような変化が、多くの教師や保護者から支持され、本書の重版につながりました。
ソルフェージュは「感性を育てる学び」
尾島氏は「ソルフェージュは音符を読むための勉強ではなく、感性や感受性を育てる学びです」と語ります。彼女は「なぜ音符が読めないのか?なぜ音程が取れないのか?」といった謎解きを通じて、子どもたちが思考を深めることが、感性を育てる第一歩であると指摘しています。実際、指導者向けの講座には1,600人以上の参加者が集い、「生徒が変わった」「レッスンがより楽しくなった」という嬉しい感想が寄せられています。
この書籍は、音楽教育における“できる・できない”という評価軸を再考し、全ての子どもたちが音楽を楽しむことができる学びの形を提示しているため、重版が決定したのです。
尾島未佳氏のプロフィール
著者である尾島未佳氏は、株式会社ひなぎくの代表取締役であり、Daisy Music Academyの代表も務めています。武蔵野音楽大学大学院での学びと、2万人以上の子どもたちへの指導経験を経て、オリジナルメソッド「うたハノン®」を開発。彼女の指導法は、多くの教育者から高い評価を受けています。現在、全国へ向けた指導者向けの講座やレッスンを通して、音楽教育の拡充と質の向上に邁進しています。
書籍情報
- - 書名: 新しいソルフェージュ指導の教科書
- - 著者: 尾島未佳
- - 発行: ヤマハミュージックエンタテイメント
- - 発売日: 2026年1月13日
- - 価格: 2,530円(税込)
- - ISBN: 4636120787
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音楽教育の新しい風を感じさせる本書が、未来の音楽家たちの感性を育むきっかけとなることを期待しています。