シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』の魅力
2026年に公開されるシネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』が話題を集めています。この作品は、松本幸四郎と尾上松也がそれぞれ主演をつとめるWキャスト形式で、多様な視点から楽しむことができる新しい試みです。特に、昨年の舞台で観客を魅了したこの物語が映画館でも体験できるということで、多くのファンの期待が高まっています。
物語の背景とキャラクター
『朧の森に棲む鬼』は、シェイクスピアの名作「リチャード三世」からインスパイアを受けているダークヒーローものです。舞台は、戦乱の世の島国。その中で、主人公ライは、野良犬のように屍の山を漁って生活しています。このラフな生活の中で、彼はある魔物と出会い、自身の血に渇望する欲望を目覚めさせられます。それが、王座を奪取することへの欲望です。物語は、魔物が与えた「オボロの剣」を使って人々の心を操るというドラマティックな展開が繰り広げられます。
ムビチケと特別特典
シネマ歌舞伎の上映に際し、お得な特別鑑賞ムビチケカードも登場します。絵柄は幸四郎版と松也版の2種類が用意されており、価格は各1,900円です。このムビチケカードは、どちらのバージョンの映画にも使用可能な共通券となっています。購入者には、特典としてオリジナルポストカードもプレゼントされますが、これには条件があるため、セット購入で1会計ごとに1枚が配布されます。
ムビチケの購入情報
- - 販売場所:上映映画館(一部を除く)、歌舞伎座や新橋演舞場など。
- - 販売期間:幸四郎版は2026年1月1日まで、松也版は同年1月22日まで。
また、注意点として、ムビチケは購入当日に使用できないほか、特典ポストカードは特定の条件下でのみ付与されるとアナウンスされています。この特典には限りがあるため、興味のある方は早めの購入をおすすめします。
シネマ歌舞伎の上映について
シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』は、2026年1月2日から幸四郎版が、同年1月23日からは松也版が上映されます。観客はそれぞれのキャラクターの深い心理と、演技による表現を存分に楽しむことができます。
チケットと料金
- - 一般料金:2,200円
- - 学生・小児料金:1,500円
- - ムビチケ:1,900円(いずれも税込)
両版の魅力を余すところなく堪能できるシネマ歌舞伎。松本幸四郎と尾上松也、それぞれのアプローチをぜひ劇場でお楽しみください!
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