東日印刷の『Tロケ』、2025年度の撮影数444件を記録
東日印刷株式会社(TONICHI)が運営するロケ地提供サービス『Tロケ』は、2025年度における撮影件数が444件に達し、7年連続で過去最高の売上を更新しました。この成績は、サービスの利用範囲が拡大したことや、多彩な撮影場所の提供が要因とされています。
減少する依存度、自社施設からの脱却
Tロケは、事業設立当初より仲介物件の撮影増加を見込み、業務モデルの改良を進めてきました。2025年度の仲介ロケ地での撮影は192件に達し、全体の43%を占める結果となっています。この成長は、TONICHIが「総合ロケ地サービス」としての地位を確立した証しです。
特に、仲介ロケ地としての撮影が好評で、飲食店やマンション、学校、テーマパークなど多彩な施設を揃えることで、制作会社からの支持を獲得しています。Tロケの提供するサービスは、自社の「越中島STビル」における24時間対応や柔軟性を武器としており、映像制作の現場においても利便性を大いに発揮しています。
テレビドラマが大半を占める撮影ジャンル
2025年度の撮影ジャンルを見ると、テレビドラマが193件、CMが113件、映画が30件と続き、テレビドラマが圧倒的に多いという結果が出ています。特に、越中島STビルの複数のシーンが使用できる特性は、制作現場の効率を高めており、そのタイムパフォーマンスの良さが評価されています。
今期は、多くの人気ドラマでの「レギュラー撮影」枠にも選ばれており、メディアへの露出度も高まっています。2026年度はさらなる発展を目指し、質的な成長にも着手する意向が示されています。
継続的な成長を目指して
Tロケのサービス強化に向けた取り組みは、圧倒的な柔軟性を活かした撮影可能な施設を各所に用意することで、さらなる拡大を見込んでいます。特に、航空訓練施設やノスタルジックなオフィスなど、他にはない撮影スポットの確保が進められています。
また、今後は仲介モデルの充実を図るため、「広告掲載型」から「コーディネート型」への移行を進めています。これにより、貸し手と借り手がともに満足できるよう、撮影の場を提供し続ける姿勢を貫きます。
映像文化への貢献
Tロケの担当者は、「2025年度は重要な転換点であり、事業が安定成長に向かって移行した年と考えています。今後もロケ地の提供を通じて映像産業の発展に寄与し、クリエイティブな制作現場との橋渡し役としての役割を果たしていきます」と述べています。
このように、Tロケのサービスは業界内での重要性を増し、制作会社からの注目を集め続けています。今後の展開が期待される中、映像文化のさらなる成長が期待されます。