CAMPERLAB初ショー
2025-06-27 16:57:20

CAMPERLABの初ショー、洗練された幻想的な世界を展開

CAMPERLABの初ショーが放つ独創的な世界



2026年春夏コレクションの一環として、CAMPERLABがパリ・メンズファッションウィークにおいてブランド初のショーを開催しました。この特別なイベントは、クリエイティブディレクターのアキレス・イオン・ガブリエルのもと、62 Avenue de la Républiqueに位置する使用されていない立体駐車場で行われました。

会場は、靴職人からファッションブランドへの進化を象徴する特別な空間として選ばれ、スモーキーで薄暗い照明の中で幻想的な世界が展開されました。蛍光灯の明かりが投影されたその舞台は、ディストピアとユートピアが交錯する独特な雰囲気で、観客は一瞬でその異次元へと引き込まれます。また、青い駐車ディスクが招待状のように機能し、コンクリートで囲まれたガレージという選ばれた場に物語性を与えていました。

メイクはInge Grognard、ヘアスタイリングはLouis Ghewyが担当し、エンジンオイルに包まれたキャラクターたちが生み出すムードが会場を活気づけました。CAMPERLABは常に新しいコンセプトを模索し、実験的なアプローチで知られるブランドです。特に、このショーには多くの対照的な要素が取り入れられており、それらが組み合わさることでこの世界観が作り出されました。

キャスティングディレクターのChouaïb Arifとともに構築されたこのユニセックスコレクションには、ストリートキャストの新進気鋭のスターモデルから、カルチャーアイコンとして名を馳せるLia Lia、Gigi Goode、Matt Ox、Coucou Chloeなど、実に多彩なモデルが参加。さらに、CAMPERLABに再び登場するRaya MartignyやSven Marquardtもおり、それぞれが持つユニークな個性がブランドのアイデンティティを反映しています。また、独自のサウンドスケープとショートラックはPandora’s Jukeboxによって制作され、振付師Michele Rizzoの演出が視覚と聴覚の旅を演出しました。

新作スニーカー「TORNADO」の特徴的なアウトソールは、つま先で感じるスパイクを持っており、ベストセラーシューズ「TORMENTA」をサングラスにアレンジした提案が見られます。この歪んだグリッドは、慣れ親しんだパターンを再探求する試みの一部であり、トロンプルイユのタータンチェックがそのアイデアを視覚的に表現しています。

オーバーサイズのプリントデニムコートや、定番のクロコダイルエンボス加工レザーに加え、擦り込まれたヴィンテージ風のレザーで構成されたフルコーディネートがステージを華やかに飾ります。さらに、レザー小物のコレクションも充実し、「LAUKKU」や「BIG LUNSS」といった新しいフォルムが登場し、ますます独創的なデザインが見られます。

今シーズンは、CAMPERLABのブランドロゴとモノグラムも刷新され、親会社Camperから独立した存在としての成長を象徴する重要なシーズンとなりました。新たな一歩を踏み出したCAMPERLABの今後の展開に期待が高まります。世界中の注目を集めるパリ・メンズファッションウィークでのこの初ショーは、ブランドの未来を感じさせる素晴らしい舞台となりました。


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