横須賀市で開催されたダンスの祭典
令和5年度から横須賀市が主催する「STaND U-15 オールスタイルソロダンスバトル Vol.2」が、12月15日に横須賀市文化会館で盛大に開催されました。このイベントは、15歳以下の若手ダンサーたちが自らの技を競い合うトーナメント形式のダンスバトルであり、ストリートダンスを広め、ジュニア世代を育成することを目指しています。
決勝大会の内容
この決勝大会には、10月6日に行われた予選を勝ち抜いた16名のダンサーが参加し、ひとつの舞台で1対1の戦いが繰り広げられました。参加者は小学生から中学生まで多岐にわたり、その中でも特に注目を集めたのが、小学校6年生のRino選手。彼女は見事なダンスで優勝の座を手にし、前回の大会に続き2連覇を達成しました。Rino選手は、「プレッシャーもあったけれど、楽しむことを第一に取り組み、全力で踊った結果が良い結果に繋がり、本当に嬉しい」と笑顔を見せました。
第2位は中学校3年生のHannah選手、第3位には中学校2年生のRYO-DAI選手が選ばれました。Hannah選手は、来年の出場が叶わないことを語り、「音楽を楽しむ姿勢を忘れずに、ダンスを続けていきたい」と心情を吐露しました。RYO-DAI選手は、次回の大会に向けて練習を重ねる決意を述べ、「次は優勝を目指したい」と力強い言葉を残しました。
ショーケースでのパフォーマンス
さらに、決勝大会の合間には、市内の8つのダンススクールが参加したショーケースも行われました。ここでは、285名の子どもたちが息をのむようなパフォーマンスを披露し、会場を沸かせました。参加団体には、STUDIO HIGH FIVEやGOLDEN EGGS、
feel Dance Schoolなどが名を連ね、多様なスタイルのダンスが観客の目を引きました。
ダンスバトルの意義
「STaND U-15 オールスタイルソロダンスバトル」は、ただの競技ではなく、ストリートダンスを通じて地域の絆を強める場ともなっています。横須賀市は、アーバンスポーツに力を入れており、今後もさまざまな取り組みを通じてダンス文化を推進していく意向を示しています。
大会の模様は、横須賀集客促進・魅力発信実行委員会のYouTubeチャンネルで視聴可能。予選大会と決勝大会の両方の映像が公開されており、参加者の情熱あふれるパフォーマンスを振り返ることができます。ここでは、来年の大会に向けた期待が高まるばかりです。
ダンスやアーバンスポーツに関心のある方々には、ぜひこれらの動画もチェックしてほしいと思います。これからも横須賀市での若手ダンサーたちの活躍を楽しみにしています。