自主公演のお知らせ
国立劇場おきなわが来る6月に自主公演を開催します。テーマは「命を賭した親孝行」です。タイトルにもあるように、天を動かしたのは一人の娘の「愛」。この公演では、組踊の始祖とされる玉城朝薫の作品「朝薫五番」から『孝行の巻』が上演されます。
『孝行の巻』の魅力
「孝行の巻」は、親子愛をテーマにした心温まる作品です。作中には、姉弟の心温まる対話や、感動的な親子の再会の場面など、組踊ならではの魅力にあふれたシーンが数多く描かれています。この作品は根強い人気を誇っており、観客の心をつかんで離しません。
今回の上演には、非常に実力のある中堅の琉球舞踊家たちが古典舞踊や雑踊、一人舞、さらには群舞といった形式で参加し、本公演を華やかに彩ります。また、若手伝承者たちも加わり、未来に向けた新たなスタートの場となることでしょう。
あらすじ
物語は、屋良漏地(やらむるち)という池に棲む大蛇が嵐を引き起こし、周囲の田畑に甚大な被害をもたらすところから始まります。主人公である姉弟は、父を亡くしてから母と貧しい生活を強いられていました。ある日、落ち穂を拾っている際に見つけた高札には、「大蛇を鎮めるための生け贄を募集中。名乗り出た者の家族には、困ることのない褒美が与えられる」との内容が書かれていました。
この高札にインスパイアされた姉は、弟と母のために自らの身を犠牲にすることを決意します。別れを告げた弟に後ろ髪を引かれつつ、高札に名乗り出ようとするところで、遂に大蛇が姿を現します。果たして姉は無事にこの困難を乗り越えることができるのか、お楽しみに。
公演日・日時
公演は令和8年(2026年)6月20日(土)、14時に開演します。場所は国立劇場おきなわの大劇場です。
料金案内
チケット料金は一般4,000円、友の会会員は3,200円、大学生などは2,000円、また3歳以上高校生以下は1,000円と、大変リーズナブルに設定されています。この機会にぜひ、多くの皆様にご観覧いただきたいと思います。
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心温まる物語と美しい演舞が一つにつながる瞬間を、国立劇場おきなわで見逃さないでください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。