国立劇場おきなわでの特別公演とバックステージツアー
国立劇場おきなわでは、2025年7月と8月に特別な自主公演を実施します。この機会に沖縄の伝統芸能と文化を深く理解し、多彩な体験を楽しむことができます。
組踊を楽しむ
組踊の世界「女物狂」
公演の第一部では、「組踊の世界」と題し、組踊の歴史やその魅力、観賞方法などをわかりやすく解説します。この公演を通じて、観客が組踊に親しむ良い機会となることでしょう。
第二部では、玉城朝薫による名作「女物狂」を上演します。この作品のストーリーは、遊びの中に潜む危険を描いたもので、親子で楽しめる内容になっています。
あらすじ
物語は、子供が風車で遊んでいると、現れた人盗に連れ去られてしまうところから始まります。盗人は子供を寺に宿泊させ、一夜を過ごしますが、子供は少年を助けるために僧に助けを求めます。一方、行方不明の息子を探してさまよう母親は、心を狂わせながら寺にたどり着き、最後にはその僧を通して子供と再会します。観客はこの切ない物語を通じて、親子の絆や愛情の深さを感じられることでしょう。
公演詳細
- - 日時: 2025年7月19日(土)14時開演
- - 料金: 一般2,500円、親子券2,500円、大学生等2,000円、3歳以上高校生以下1,000円
- - 場所: 国立劇場おきなわ大劇場
- - 詳細情報: こちら
琉球楽器に触れる
普及公演「琉球楽器の音色」
次に、8月には「琉球楽器の音色」に焦点を当てた公演が行われます。三線や箏、胡弓、笛、太鼓など、沖縄の伝統楽器が演奏され、その音色や魅力を存分に楽しむことができます。これまで歌の伴奏として知られている楽器たちの純粋な音楽性を、古典音楽から今日の楽曲に至るまで多様な演奏で紹介します。
終演後の楽器体験
この公演では、終演後に楽器体験も用意されています。参加者は実際に楽器を手に取り、沖縄の文化をより身近に体感することができます。
公演詳細
- - 日時: 2025年8月16日(土)14時開演
- - 料金: 一般2,500円、親子券2,500円、大学生等2,000円、3歳以上高校生以下1,000円
- - 場所: 国立劇場おきなわ大劇場
- - 詳細情報: こちら
劇場バックステージツアー
公演当日は、観客が舞台裏を探索できるバックステージツアーも行われます。舞台の設営や廻り舞台、花道など、普段は見ることができない舞台裏の様子を知る絶好の機会です。そして、組踊や琉球舞踊のワークショップも開催され、さらに深く沖縄の伝統文化に触れることができます。
ツアー詳細
- - 日時: 2025年7月26日(土)・27日(日) 9:30受付、9:45~12:30
- - 料金: 無料(7月19日または8月16日公演チケット購入者限定)
- - 集合場所: 国立劇場おきなわ1Fロビー
- - 申込方法: 国立劇場おきなわチケットカウンター
- - 問い合わせ先: 098-871-3350(10時~17時30分)
この特別な機会をお見逃しなく!国立劇場おきなわでの公演やワークショップで、沖縄の伝統に触れつつ特別なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?