青春のひとときを賭けた書道パフォーマンスの祭典、全国高等学校書道パフォーマンスグランプリの第4回大会が2023年2月15日(土)にBSよしもとで放送される。これは、全国の高校から選ばれた書道部員たちが、その個性豊かな書道パフォーマンスを披露する、本格的なコンペティションの様子を収めた映像だ。
大会は2021年度よりスタートし、今までに多くの高校生たちがその熱い情熱を注いできた。今年も例年に相応しく、104校という過去最多の高校がこの大舞台に挑戦。地区大会を勝ち上がった13校が1月12日に決勝大会を行い、その模様がついに私たちの元へと届けられることになる。
使用されるのは、縦4メートル、横6メートルという大きな専用用紙。各校の書道部員たちは、音楽にのせて力を合わせ、たった7分間という限られた時間で一つの作品を完成させる。なかなか体験できないそのスリリングな瞬間は、視聴者を引き込む要素となるだろう。
特に注目すべきは、3連覇を狙う仙台育英学園高等学校。彼らは全員が和装で登場し、雅楽に包まれた幻想的なパフォーマンスを披露する予定だ。このクライマックスシーンは、例年にわたり観客を魅了し続けている。
一方で、本庄東高等学校はこれまでの大会で準優勝を2度果たしているが、彼らのパフォーマンスも見逃せない。激しいダンスを伴い、全身が墨汁にまみれながらの書道パフォーマンスは、視覚的にも衝撃的だ。何が起こるかわからないそのエネルギーが、彼らの作品に深みを与える。
また、京都市立開建高等学校は、独特な演出が光を放つ。傘を小道具として利用し、男女の恋物語を演じながらのパフォーマンスは、エンターテインメント性に溢れており、老若男女問わず楽しめる内容となっている。
番組の終了近くには、参加校の生徒同士の交流や、顧問からのメッセージ、卒業を控えた3年生からの後輩への激励も盛り込まれる。これらの瞬間は、高校生ならではの感動を生み出し、視聴者に心温まる体験を提供するだろう。
優勝校がいったいどこになるのか、そして多くの高校生たちがどのようにその青春を文字という形で表現するのか、その見どころは尽きない。全国高等学校書道パフォーマンスグランプリを是非、視聴してその熱気とインスピレーションに触れてほしい。
放送は2023年2月15日(土)19:00からBSよしもとにて。更に、アーカイブ配信も行われるため、見逃しを心配するファンも安心して楽しむことができる。公式YouTubeチャンネルでも後日アップロードされるため、全国の書道ファンにとっては見逃せないイベントになること間違いなしだ。