MIYAVIが語る音楽の力と人々をつなぐ存在
2025年の「世界難民の日」を前に、特定非営利活動法人国連UNHCR協会が、ドキュメンタリー映画『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』のチャリティオンライン上映を開催します。このイベントに向けて、UNHCRの親善大使であるMIYAVIから、心温まるメッセージが寄せられました。
MIYAVIは自身のレバノン訪問を通じて、シリア難民の子どもたちとの触れ合いの中で、アートや音楽、文化が持つ癒しの力を実感したと伝えています。「困難な状況にあっても希望を失わず、自身の音楽を探求し続けるドゥダメル氏の姿勢を感じてほしい」とMIYAVIは呼びかけます。そして、彼の音楽に触れることで、「自分も何かできるのではないか」という気持ちが芽生えるはずです。
チャリティ上映の開催概要
この特別なオンライン上映は、全国どこからでも参加可能です。2025年6月20日から7月31日までの期間、参加者は公式ウェブサイトから作品を鑑賞できます。申込受付は2025年6月5日から始まり、参加費用は任意の寄付を募る「寄付つき鑑賞」または無料で参加できる「無料鑑賞」から選ぶことができます。
MIYAVIは、「世界が分断されそうな今だからこそ、音楽の力で人々をつなぐことが重要」と強調しています。この上映会は、ドゥダメルの貢献や音楽が持つ影響力に触れながら、未来の子どもたちや世界の難民への支援に繋がる貴重な機会です。
音楽と希望の物語
『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』は、世界的指揮者グスターボ・ドゥダメルの人生を追った感動的なドキュメンタリーです。彼の故郷であるベネズエラでの音楽教育活動「エル・システマ」を起点に、ドゥダメルがどのようにして音楽を通じて社会と向き合い、様々な困難を乗り越えてきたのかが描かれています。特に、危機に直面するベネズエラへの思いと、音楽がもたらす希望と変革の力は、多くの人に感動を与えることでしょう。
このチャリティ上映は、視聴者がドゥダメルの音楽に耳を傾け、そのパッションを感じる絶好の機会です。また、参加者は支援を通じて、国内外の難民や国内避難民のための活動に貢献することになります。未来を担う若者たちが参加しやすいよう、寄付つき鑑賞だけでなく、無料鑑賞のオプションも設けられています。
世界難民の日について
「世界難民の日」とは、紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々の苦悩に対する理解を深め、支援することを目的とした日です。国連総会が2000年に決定し、毎年6月20日に実施されています。この特別な日を通じ、より多くの人々が難民支援に目を向け、行動を促されることを願っています。
UNHCRは、難民や国内避難民、無国籍者などの国際的な保護を行っている機関で、1954年と1981年にはノーベル平和賞を受賞しています。日本におけるUNHCRの活動を支える国連UNHCR協会も、広報・募金活動を通じてより多くの人々の理解と支援を得るために努力を続けています。
この機会に、あなた自身の心に響く音楽を通じて、意識を広げ、支援の輪を広げるための一歩を踏み出してみませんか?ぜひ、チャリティオンライン上映への参加をお待ちしております。