リーディングドラマ『終わった人』の再再演が決定!
2026年春、京都劇場にて中井貴一とキムラ緑子による舞台「終わった人」が再再演されることが発表されました。この作品は、内館牧子による原作小説をもとにしたものであり、主演の二人が「定年」という人生の大きな転機を、深い共感と笑い、さらには涙を交えながら描き出します。初演から続く人気と感動をそのままに、新たなアプローチで届けられるこの朗読劇に、多くの期待が寄せられています。
人生の後半戦を題材にした背景
「終わった人」は、定年後の男性たちの心理や状況を描いた物語です。原作者の内館牧子さんは、当初作品を書いた際に、多くの読者から自分自身の姿を重ね合わせられたというコメントを受けたといいます。これが示すように、作品は読者にとって非常に身近であり、多くの方が共感できるテーマを含んでいます。
二人の名優による舞台
再再演を迎える中井貴一さんとキムラ緑子さんは、以前から親しい間柄であり、共演経験も豊富です。中井さんは「終わった人」が再演されるにあたり、前回からさらにパワーアップした舞台を目指すとの意気込みを示しています。「守るべきところ、刷新する箇所を練り直し、より楽しい朗読劇にしていきたい」と彼は語ります。そして、観客には「劇場へ足を運んで『終わり』ではない『終わらない夫婦の歩み』を楽しんでほしい」と期待を寄せました。
一方、キムラさんも再再演を喜び、「貴一さんとの新たな関係性が生まれる予感がする」とコメント。過去の共演を振り返りつつ、今回の舞台がどのように進化していくのか、彼女もワクワクしている様子です。これからの取り組みの中で自身の中に新たな発見があると信じている彼女は、観客に劇場での体験を楽しんでもらえるよう、全力を尽くすつもりです。
舞台を支えるスタッフのコメント
この舞台の台本・演出を担当する笹部博司さんもその魅力を語ります。「快調に突っ走った人生は50歳を前に急ブレーキ」と、主人公が経験する人生の急転直下を通じて描かれる「恋」と「仕事」の再出発が、どう物語に影響していくのかを考察しています。中井さんが演じる主人公がどのように彼自身の人生を再び掴み取り、キムラさんが様々な役柄を通じてその世界をどのように演じ分けるか、見どころが満載です。
公演概要
- - 公演日時: 2026年3月20日(金・祝)15:30、21日(土)11:30/15:30
- - 会場: 京都劇場(京都駅ビル内)
- - チケット価格: 全席指定9,500円(税込)
- - 企画・製作: メジャーリーグ/サンライズプロモーション
- - 主催: 京都劇場/サンライズプロモーション/関西テレビ
- - チケット発売日: 2025年12月13日(土)10:00~
チケット購入方法
京都劇場のオンラインチケットでの購入や、各種販売サイト(チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット)を通じて手に入れることが可能です。詳細は公演公式サイトにてご確認ください。
結び
「終わった人」は、多くの人々が抱える人生の悩みや葛藤を軽やかに描き出した作品です。再再演に向けた準備が進む中で、観客にとって新たな気づきや感動を与えることが期待されています。ぜひ劇場でその瞬間を体感してください。