餓鬼の断食初期作品の再演が実現
餓鬼の断食の人気作品が、再び舞台に帰ってきます!2025年6月20日から29日にかけて、大阪・ウイングフィールドにて、彼らの初期二部作である『スイッチ』と『対岸は、火事。』が、ウイング大再演博覧會の一環として上演されます。この再演は、団体設立から4周年を迎えた餓鬼の断食が、過去の名作を再評価するための特別な機会です。
チケット情報
チケットは、カンフェティというプラットフォームで好評販売中です。このページでは、詳細な購入方法や特典についても紹介しています。一般料金は3,500円からで、学生用の割引チケットも用意されています。
川村智基のコメント
餓鬼の断食の代表である川村智基は、今回の再演について「昨年からこの作品の再演を強く考えていた」と述べています。彼は、「初期の作品こそが、私たちの本質的な面白さを示している」と感じており、その真っ直ぐさが特に魅力的であると語っています。
「最近の作品が少し捻くれたものになってきた分、原点に戻ることで新たな発見がある」と彼は期待を寄せています。稽古場では、キャストたちとの密なやり取りを通じて、ポップでキュートな作品が形作られていることが感じられ、楽しさと熱気が充満しています。
ウイング大再演博覧會とは
この再演は、初代プロデューサー故中島陸郎氏が企画したウイング大再演博覧會の一環です。このアイデアは、関西の小劇場界において名物企画として続いており、参加する団体が過去に上演した名作を新たにブラッシュアップして再演する機会を提供しています。観客にとっては、忘れられない名作との再会や新たな傑作との出会いがある場となっています。
餓鬼の断食団体について
餓鬼の断食は、2021年に川村智基が設立した劇団です。団体名には、ことわざからの意味が込められており、現代社会に生きる人々の内面的な葛藤や真実をスラングを駆使して描くハイテンポな会話劇が特徴です。これまでにも、関西演劇祭2023ではベスト演出賞を受賞するなど、高く評価されています。
出演者とスタッフ
再演での主要キャストには、
- - 『スイッチ』:秋庭悠佑、川口隼弥、桑野颯太、風雅ひかる子
- - 『対岸は、火事。』:秋庭悠佑、川口隼弥、小山栄華、ぬまたぬまこ、箱崎このみ、風雅ひかる子
が名を連ねています。演出は川村智基が務め、音響や照明など、各方面での専門家が協力しています。
公演日程
6月20日 (金) 19:00〜 スイッチ
6月21日 (土) 13:00〜 対岸 / 18:30〜 スイッチ
6月22日 (日) 13:00〜 スイッチ / 18:30〜 対岸
6月23日 (月) 休演日
6月24日 (火) 19:00〜 対岸
6月25日 (水) 休演日
6月26日 (木) 19:00〜 スイッチ
6月27日 (金) 19:00〜 対岸
6月28日 (土) 11:00〜 スイッチ / 15:00〜 対岸
6月29日 (日) 12:00〜 対岸 / 17:00〜 スイッチ
観客は、開演の30分前に会場にお越しください。両作品の上演時間は約80分です。すべての公演において、熱い舞台体験が待っています。
餓鬼の断食とその魅力が詰まった再演を見逃すことなく、ぜひ劇場で観劇をお楽しみください!