インタビュー:バルセロナ・バレエ団の石井杏奈さん
バレエの総合情報サイト「Balletweek」が注目するダンサー、その名は石井杏奈さん。彼女はスペイン、カタルーニャを拠点にするバルセロナ・バレエ団でプリンシパル・レジデンスコレオグラファー・芸術監督補佐を務めています。今回は、彼女が特別出演する「バレエアンサンブルガラ公演」についてお話を伺いました。
バルセロナ・バレエ団の魅力とは?
石井さんが所属するバルセロナ・バレエ団は、設立から8年という若いバレエ団です。その特徴は、クラシックバレエの名作からネオクラシック、さらにコンテンポラリー作品まで、多彩なレパートリーを持つことにあります。「私たちは、『ジゼル』『くるみ割り人形』『白鳥の湖』等をはじめ、さまざまな作品に挑むことができます。特に、個々のダンサーの個性を尊重しながら、それぞれのカラーを生かして指導してくれる点が魅力です」と石井さんは語ります。
スペインでの生活とバレエ
スペイン、特にバルセロナでの生活は、芸術的なインスピレーションに満ちた環境です。石井さんは、世界的なバレエ指導者から指導を受けることができる恵まれた状況に感謝を示しました。「哲学的な環境で生活し、踊れることが私の成長の一部です」と、石井さんは続けます。バルセロナの街は、美しい建築と文化に囲まれており、その魅力も彼女に強い影響を与えています。
バレエを始めたきっかけ
石井さんのバレエの道は、彼女が5歳の時に始まりました。実は彼女はジャズダンスを習っていたものの、母親に連れられてバレエ教室に参加した際、自らバレエをやりたいと思ったからです。「自分が深く考えずにただ踊ることを楽しんでいた時期もありましたが、今では多くの人々が応援してくれる中で踊る意味がより深まったと感じています」と石井さんは振り返ります。
アンサンブルガラ公演への意気込み
2026年の夏に開催されるアンサンブルガラ公演では、石井さんはパートナーの中島貴大さんと共に、ジョージ・バランシン振付の「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」を踊る予定です。この作品について、石井さんは「バランシンのスタイルは音楽に合わせた高度なテクニックが要求されますが、それを軽快にこなすことができるように努めたいです」と語ります。また、彼女は「See the music, hear the dance」というバランシンの言葉を意識し、観客が音楽を感じるような演技を目指しています。
日本のファンへのメッセージ
最後に日本のファンへのメッセージとして、石井さんは「いつも応援ありがとうございます。今年も中島さんと共に、スペインでの経験を共有できることを楽しみにしています。私たちのダンスが元気や勇気を皆さまに届けられますように」と述べました。彼女は、自らの踊りを通して日本のバレエ界を盛り上げ、次世代のダンサーたちへ夢と希望をつなげていきたいと考えています。
公演詳細
バレエアンサンブルガラの関東公演は2026年7月25日に東京で開催され、関西公演は2026年8月9日に神戸で行われます。上記の公演に石井さんと共に参加する多才なダンサーたちとの共演に期待が高まります。
このように、石井杏奈さんの魅力と舞台への情熱は、これからも多くの人々に勇気を与え続けるでしょう。
石井さんが活躍するバルセロナ・バレエ団に注目しながら、彼女のさらなる活躍をお楽しみに!