b.stageとdingoの提携について
音楽コンテンツのファンダムビジネスに新たな風を吹き込むべく、b.stage(ビーステージ)を運営するbemyfriendsと、デジタルコンテンツメディアチャンネルdingoを運営するMakeusが業務提携を結びました。この提携は、両社が持つ強みを活かし、音楽ファンとのコミュニケーションをより深めることを目的としています。
新たなファンコミュニティの創出
b.stageとdingoは、提携の第一歩として公式ファンコミュニティ「withdingo.com」を2024年3月上旬にオープンする予定です。このプラットフォームは、音楽コンテンツを通じてファンとアーティストの距離を縮め、より親しみやすい交流の場を提供することを目指しています。
dingoは動画コンテンツの制作において高い評価を受けており、IUやSEVENTEENといった韓国のトップアーティストに加え、国際的に著名なアーティストも多く起用しています。中でも「Killing Voice」や「セロライブ」、「スゴヘッソオヌルド」など、観客を引き込む没入型コンテンツを次々と生み出し、特に若い音楽ファンからの支持を得てきました。これにより、dingoはただのコンテンツ提供者ではなく、ファンダムの振興に寄与する重要な役割を果たしています。
b.stageの総合的ファンダムソリューション
b.stageは、ファンダムビジネス全体をサポートするトータルソリューションを提供しています。これにはコンテンツ管理、コミュニティの構築、メンバーシップの運営等が含まれます。最近ではG-DRAGONやソン・フンミン、ニーヨなどの国際的なアーティストとの連携も進めており、現在800人を超えるアーティストがb.stageを利用してファンと交流しています。
この提携を通じて、b.stageはdingoの豊富な音楽コンテンツとIPを生かし、アーティストとファンの相互作用を強化させ、新たなファンダム体験を創出する多様なサービスを展開する予定です。また、dingoはb.stageのファンダム管理ソリューションを利用し、ファンとの交流を拡大することで、グローバルなファンダムの成長を加速させる方針です。特に積極的な視聴者参加を促すコンテンツ作りに力を入れ、より深いコミュニケーションの場を設けることで、ファンダム経験の質を向上させることが期待されています。
代表者の期待の声
Makeusのウ・サンボム代表は、「b.stageとの提携を通じて、dingoのユニークな音楽コンテンツをさらに広げていきたい」と語り、グローバルファンとのつながりが強化できることに期待を寄せています。また、bemyfriendsのソ・ウソク代表も「dingoとのパートナーシップが実を結び、アーティストとファンがより密接にコミュニケーションできる環境を整えていく」とコメントし、両社のシナジー効果への期待を示しました。
b.stageのサービス展開
b.stageは、クライアントのファンダムビジネス成長を支援するための多機能なプラットフォームとして位置付けられています。統合的なITインフラやデータ分析を駆使して、ファンダム活動を可視化し、戦略的なビジネス展開へと繋げています。今後も、全世界のアーティストやブランドがb.stageを通じて自己のファンダムを構築し、よりインタラクティブな体験を提供できるよう、サービスの強化を進めるでしょう。
この戦略的パートナーシップは、音楽ファンダムビジネスに新たな可能性をもたらすことが期待されます。両社のコラボレーションがもたらす新しい音楽体験に注目が集まります。