2024年度朝日賞
2025-01-01 10:26:15

2024年度朝日賞受賞者が発表!多彩な才能を称える授賞式へ

2024年度朝日賞受賞者が決定



株式会社朝日新聞社と公益財団法人朝日新聞文化財団は、2024年度の朝日賞受賞者5名を発表しました。受賞者の中にはビオラ奏者の今井信子さん、国際的に活躍する俳優の真田広之さんなど、多才な方々が名を連ねています。今回の発表は2025年1月1日付けで行われました。

受賞の栄誉と贈呈式


今年度の受賞者には、正賞として佐藤忠良氏の作によるブロンズ像、さらには500万円の副賞が贈られます。贈呈式は、2025年1月30日に東京都内で開催され、朝日スポーツ賞や大佛次郎賞など、その他の取引所も含めた合同セレモニーとして実施される予定です。受賞者の活躍を祝う貴重な機会となります。

朝日賞の背景


1929年に創設された朝日賞は、学術や芸術の分野で顕著な業績を上げ、文化や社会の進展に寄与した個人や団体に与えられます。現在は朝日新聞文化財団がその運営を行っており、受賞者の発表は年に一度の大きなイベントの一つとされています。

2024年度受賞者の業績


以下に、2024年度の受賞者それぞれの業績を紹介します。

  • - 今井 信子 (81歳) ビオラ奏者
世界的なビオラ奏者としての確固たる地位を築きつつ、音楽教育にも貢献している。

  • - 真田 広之 (64歳) 俳優
ハリウッドでの活動を通じて、国際的な俳優としての道を開拓した人物。

  • - 緒方 芳子 (48歳) 京都大学教授
量子統計力学の数学的問題に関する研究を行い、特に数学教育の重要性を訴えている。

  • - 谷口 尚 (65歳) NIMS理事
窒化ホウ素結晶の高品位な合成技術を確立し、量子材料研究において極めて重要な貢献をしている。

  • - 渡邊 賢司 (62歳) NIMS特命研究員
同様に量子材料研究の進展に寄与する業績が評価されている。

選考委員の紹介


選考委員には、社外から文化、科学、芸術の各分野で著名な専門家が名を連ね、社内からも朝日新聞文化財団の役職者が協議に参加しています。

選考委員には、青柳正規(元文化庁長官)、伊東豊雄(建築家)、稲葉カヨ(医療研究機関監事)、上野千鶴子(社会学者)、梶田隆章(東京大学教授)、榊裕之(奈良国立大学機構理事長)、野田秀樹(演出家・俳優)など、多様な分野からの専門家が集結し、受賞者選定に尽力しています。

受賞者の詳細な業績については、1月1日付の朝日新聞朝刊で紹介される予定です。これからの更なる活躍にも期待が高まります。


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